チームでの作業に役立つ!海外の代表的なコラボレーションツール5選

2016年12月19日(月)
TechAcademy

本稿は、Designmodeのブログ記事を了解を得て日本語翻訳し掲載した記事になります。

また、本記事は、 Adrian氏によって投稿されました。

スキルレベルがバラバラなメンバーが共同作業をこなすのは、時に大変なことがあります。

しかし、そうした時こそ、チームリーダーの腕の振るいどころです。チームリーダーの第一の仕事は、メンバーを一つの場所にまとめて、共同作業をスムーズに進めることにあります。

とはいえ、「ツールがあればすべてOK」、というわけでもありません。 チームをゴールまで導くには、あまり気づかれていない次のような指針に従うとよいでしょう。

  • メンバーの役割をはっきりさせる。これは最初に、そしてなるべく頻繁に実行すべきです。 役割がはっきりしないと、複数の人の業務が重複したり、抜け漏れや混乱が生じやすくなります。
  • 個々人の責任範囲は、明確にしておくべきです。 グループ全体にざっくり仕事をふってしまうと、よい成果は得られません。
  • 決定権者が誰なのかも、はっきりさせるべきです。 複数の決定権者がいる場合は、どのようにして意思決定するかも決めておく必要があります。
  • チーム、あるいはプロジェクトのゴールも、一旦決めたあと、常に見直しをすべきです。
  • 進行管理やコラボレーションを容易にするには、やりたいことに適したツールを使い分けるべきです。 適切なツールが用意されれば、そのツールは自然と活用されるはずです。

以下にメンバーが互いに自然と協力しえあるような、おすすめのツールをまとめてみました。

こうしたツールを使えば、共同作業はきっと上手くいくはずです。

Wake

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作業結果をシェアしてフィードバックをもらう。これをとても簡単にするのがWakeです。 スクリーンショット、スケッチなどをデザイナーがアップできます。このとき、Sketch、Photoshop、Illustratorからファイルを吐き出したりする必要はありません。

この機能により、デザインのプロセスの見通しがよくなります。作業過程が全員から見えるからです。 シェアする情報はデザイナーが決めることができるので、作業が途切れることもありません。

ユーザー同士のやり取りはhttps化されていますので、Wakeはチームワーク間でプライベートにデザインについて議論したいときにぴったりです。 WakeにはMac用/iPhone用アプリも用意されています。 iPhoneアプリがあればチームメンバーどうしで直接やりとりしたり、プロジェクトの進捗を常時フォローできます。

Wakeのスタートプランは月額22ドル。30日間の無料トライアルができます。 すべてのオプション込みで契約したいヘビーユーザーはプロ・カスタムプランを選ぶとよいでしょう。

InVision

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InVisionの使い方

プロダクトデザイン、進行管理、共同作業を一つのプラットフォームで済ませたいWebデザイナーやWebチームは、InVisionを検討してください。

InVisionのデザイン主導のプロジェクトマネージメント機能は、Webやモバイル製品のプロトタイプ、レビュー、シェア、ユーザーテストなどを可能にします。

複数のプロジェクトの状態や修正依頼などが、簡単に確認できます。 特定のプロジェクトを選んで確認することもできます。 必要であれば、個々のチームメンバーの進捗状況も追うことができます。

InVisionの200万のユーザーの中には、あのAppleなど、大企業も含まれています。 Sony、Adobe、Nike、GMもその一部です。

InVisionを無料試用するには、サインアップするだけで済むので、サインアップしたらプロトタイプを作り、好きなだけ作業してみましょう。

Active Collab

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もしあなたのチームがまだ電子メールでコミュニケーションをとったり、あるいはタスクマネジメント、時間管理、帳票作成に別々のツールを使っていたら、Active Collabを試してみましょう。

このソフトはパワフルでシンプルなマネジメントツールで、こうした作業を一つのプラットフォーム上でこなすことができます。

今日のほとんどのWebアプリと同様、Active Collabはクラウド上で動作します。 そのため、ユーザー側のセットアップ作業は必要ありません。 自社サーバーで動かしたい場合は、買い切りで利用料を支払います。

アクティブユーザー数は20万を超えています。 Active Collabのユーザーフリーランサーからデザイン会社までさまざまで、Apple、Intel、Adobeのような大会社も使っています。 30日間無料試用ができるので、その間にすべて機能や価格をチェックしてみてください。

Paymo

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小規模から中規模の企業で働くチームで、プロジェクトの着手から完成までを管理するツールをお探しの方には、Paymoが最適です。

プロジェクトマネージメント機能には、タスクマネージメント、看板ボード、ガントチャート、マイルストーン追跡、プロジェクトのひな形などが含まれています。

iOS/Android用アプリも用意されていて、リアルタイムのコラボレーションや、ファイル共有もできます。

SSL暗号化によりチームメンバーや取引先間のコミュニケーションを安全に行えます。15日間の無制限無料トライアルで、このアプリが適切な選択かどうかを見極めましょう。

Pinnery

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Pinneryはホワイトボードにピンを打つような感覚で使える簡単ツールです。 もちろん、ホワイトボードにはできない機能もたくさん持ってはいますが、誰でも簡単に情報をシェアできるのが強みです。

Pinneryでは、今どんなタスクが定義されているのか、あとどのくらいタスクが残っているのかを管理できます。 Pinneryを使えば全員に情報を行き渡らせたり、経過時間を計測したり、プロジェクトの状態や進捗を管理したりできます。

Pinneryの美点はシンプルさにあります。その簡単さが、チームのコラボレーションを盛り上げるでしょう。

まとめ

専用のタスクマネージメントツールを探している方も、チームコレボレーションツールをほしいあなたも、デザインプロジェクトを一つのプラットフォームでこなしたい人も、この中のどれかに理想の解を見つけられるでしょう。

ここに挙げたアプリのほとんどはWebアプリとして動作します。

Active Collabにはプライベートサーバのオプションが用意されています。 一部のアプリは、モバイルアプリを用意しており、外出中にステータスのチェックやコミュニケーションが行えます。

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