バンダイナムコがドラえもんの「どこでもドア」をVR再現!
「VR元年」と言われる2016年も、いよいよ最後の週となりました! みなさんにとって、今年はどんな1年となったでしょうか。振り返ってみると、今となっては身近に感じるOculus Rift CV1、HTC VIVE、PlayStation VRといったハードウェアも、去年の今頃にはまだどれもありませんでした。そう考えてみると、この1年でいかにVR市場が急速に発展したかが分かると思います。この勢いからすると、来年の今頃がどのような世の中になっているのか、今からもう楽しみでなりませんね! どうぞ、良いお年をお迎え下さい!
2年後のVRはどうなる? HTCが大胆予想! 2018年にできることと解決すべき課題
HTCの中国担当のプレジデントであるAlvin Wang Graylin氏は、先週行われた「Unity Vision Summit in Asia」において、今後2年間のVRについて大胆な予想を発表しました。予想の中には、すでに実現が迫っているものもあります。例えば、「VRヘッドセットを装着し続けて生活する」ギネス世界記録は、すでに1日を超えており、非公式な記録であれば4日以上という記録もあります。誰かが30日間連続を挑戦するのは、自然な流れです。
「VR Readyのマイクロアパートメント」という発想は、かなり不思議に聞こえるかもしれません。しかし、中国の人口密度が特に高い都市部の中心部にあるアパートに対して、VRを追加してセールスポイントとするのは悪くないアイディアで、HTCはすでに中国系ホテル会社と客室内のViveセットアップに関するパートナーシップを結んでいます。
これらの予想の他にも、新しい収益モデルやキラーコンテンツ、より自然なUI、より良いディスプレイなど、VR産業が直面している多くの課題も紹介されています。ですがこれらの課題は、チャンスと捉えることもできます。事実UIに関しては、すでに多くの開発者が取り組んでいて、さまざまなインタラクション方法が提案されています。しかし、今のところ確立した手法はありません。
本ニュースの詳細ページには2017年、2018年に実現することと、解決するべき課題を一覧にしていますので、ぜひご覧ください。
本ニュースの詳細はこちら:
2年後、VRがどう発展するか HTCによる大胆予想
http://www.moguravr.com/vr-htc-forecast/
【Gear VR】最大3人の友人とVRでの音声通話やVR体験できる「ルーム」「パーティー」を標準搭載へ
OculusはGear VR向けに「ルーム」と「パーティー」の機能を追加しました。これは、VRで他のプレイヤーと交流できる新機能です。ルームとパーティーの両方で、友人をVRで見つけるために、Facebookの実際の名前やOculusのユーザー名で検索できます。友人を見つけると、パーティーで音声通話を開始したり、ルームで一緒にVR体験をすることができます。
パーティーでは、最大3人の友人とVRでの音声通話ができます。PlayStationやXboxのようなプラットフォーム上のシンプルなチャットシステムに見られるように、プラットフォーム上のどこにいても、いつでも友人と通信することができます。パーティーを始めるのは簡単で、Oculus Homeの「Party」タブをクリックして、一緒にパーティを開始したい人を選ぶことで始めることができます。Oculusは今後数ヶ月、この機能をサポートするアプリを増やす予定とのことです。
「ルーム」と「パーティー」は、Oculusが考えているソーシャルVRのほんの始まりに過ぎません。12月初めにOculus Touchを発売し、カスタマイズ可能なアバターを導入しています。そして今後、Oculus Rift向けにも、「ルーム」と「パーティー」が実装されます。Oculusはヘッドセットに関係なく、VRをよりソーシャルなものにすることに重点を置いています。
本ニュースの詳細はこちら:
【Gear VR】アバターによるソーシャルVR機能が標準搭載へ
http://www.moguravr.com/gearvr-room-party/
バンダイナムコがドラえもんの「どこでもドア」をVR再現! 試遊会受付は12月20日から
バンダイナムコエンターテインメントは、2017年3月4日に公開される「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」の公開を記念したVRアトラクション『ドラえもんVR「どこでもドア」』を発表しました。
本アトラクションの製作を担当するのは、バンダイナムコエンターテインメントのVR制作集団「Project i Can」。VRゴーグルと体感マシンによって、のび太の部屋の中を再現した360度のVR空間に入り込み、部屋を自由に歩き回ったり、「どこでもドア」を使って映画の舞台の南極へ行き来するなど、「映画ドラえもん」の世界観を体験できます。体感マシンにより、吹き抜ける風、断崖絶壁の氷が間近で崩れる光景などの臨場感も味わえるとのこと。また、体験の始めと終わりには、ドラえもんが登場します。
本アトラクションの先行試遊会の募集は12月20日より開始。詳細は公式サイトより御覧ください。
『ドラえもんVR「どこでもドア」』先行試遊会
日程:2017年2月15日(水)~2月19日(日)
会場:東京ソラマチ3F 特設会場
本ニュースの詳細はこちら:
バンナム、ドラえもんの「どこでもドア」をVR再現 試遊会の受付開始
http://www.moguravr.com/doraemon-vr/
日本発のファッションVRショッピングサービス「STYLY」のPsychic VR Labが資金調達
VRを用いたファッションVRショッピングサービス「STYLY」を手がける株式会社Psychic VR Labは、Colopl VR Fundなどを引き受け先とする第三者割当増資を実施したことを発表しました。
「STYLY」は、アパレル専用の高精細な3Dスキャナを用いて、現実のファッションアイテムを撮影し、没入感の高いVRの中に取り込むことで、ブランドの持つ魅力をさらに引き出すというもの。「VR技術を用いて表現されたファッションブランドの世界観の中で、今までにないショッピング体験を提供」することを目指したサービスです。これまでPsychic VR Lab社は、「STYLY」による体験を伊勢丹等の店舗にて一般消費者に向けて展開してきました。代表の山口征浩氏によると、ファッション感度の高い層から良い反応が得られていることに加え、ファッション業界関係者からも評価は高いそうです。
今回の資金を使い、ブランド空間を作成できるツールや、コンテンツの配信を可能とするサービス基盤を整備し、サービスの世界展開を計画しているとのことです。百貨店や実店舗での利用に加え、2017年には配信型のサービスを開始するための準備を進めています。また、一般消費者向けのアプローチだけでなく、「クラウド型クリエイティブツールを国内外のファッションブランド・コンテンツスタジオに向けて提供を開始する予定」とのこと。
VRでショッピングを行う取り組みに関しては、国外ではすでにEbayやアリババなど大手のECショッピングモールが実験的な試みを始めています。
本ニュースの詳細はこちら:
「一般消費者・ファッション業界からも高評価」日本発でファッション×VRに取り組むPshchic VR Labが資金調達
http://www.moguravr.com/pshchic-vr-lab-fundraise/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。
連載バックナンバー
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- VRブランドの名称が「Oculus」から「Meta」へ正式変更
- Oculus Riftが3台以上のセンサーによるルームスケールに対応!
- 「VRChat」人気爆発 月間100万超のユーザー増
- コードとはおさらば! HTC Viveをワイヤレスにするアップグレードキットが登場
- バンナムがVRやアーケード機など専門の子会社を設立「リアルエンタメ」展開加速へ
- マイクロソフト、MRやメタバース分野の継続を改めて表明
- グーグルのVRアニメ「Pearl」がVR作品初のアカデミー賞ノミネート!
- 国内外のVR業界のキーマンが登壇 ―Japan VR Summit 全5セッションレポート
- マイクロソフト、HoloLensの予約を12/2より開始! 価格は33万3,800円から
- Meta QuestのVRタイトルのうち8つが収益20億円超え。1億円超えのタイトルは1年で倍に