マイクロソフト、MRやメタバース分野の継続を改めて表明
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、MicrosoftがMR分野への取り組み継続を改めて発表したニュースでしょう。
マイクロソフト、MRやメタバース分野の継続を改めて表明
マイクロソフトは、「HoloLens 2」をはじめとするMR分野への取り組みを今後も継続する方針を、改めて表明しました。先日発表されたソーシャルVRサービス「AltspaceVR」の終了や、オープンソースツールキット「MRTK(Mixed Reality Tool Kit)」開発チーム解散について、補足・説明する意図があるものと思われます。
複合現実プラットフォーム「Microsoft Mesh」に注力し、米陸軍と共同で開発を進められている実戦用MRデバイス「IVAS」にも引き続き取り組む姿勢を明らかにしました。
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マイクロソフト、MRやメタバース分野の継続を改めて表明
https://www.moguravr.com/microsoft-mr-metaverse-continue/
Psychic VR Labと日本マイクロソフトら4社、埼玉県と実証実験を開始 県庁通りをメタバースで再現
埼玉県、株式会社Psychic VR Lab、株式会社三菱総合研究所、日本ビジネスシステムズ株式会社は日本マイクロソフト株式会社と連携し、浦和駅から埼玉県庁までの通りをバーチャル空間上に表現する実証実験を行います。期間は2月6日〜17日の予定。地域文化や特産物、施設案内、イベント周知など、より効果的な行政サービスのあり方を検討します。
バーチャル空間に構築された県庁通りでの観光、買い物、市民の交流を、コンテンツを通して提供し、本実証実験で得られた知見をもとに、メタバース活用も含めた行政サービス導入の検討を進めます。
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Psychic VR Labと日本マイクロソフトら4社、埼玉県と実証実験を開始 県庁通りをメタバースで再現
https://www.moguravr.com/saitama-prefecture-municipality-dx/
アバター生成システム「Ready Player Me」、AIでのアバター作成トライアルを開始
3Dアバター生成ツール「Ready Player Me」はジェネレーティブAIを使ったアバター衣装作成機能のトライアルを開始しました。本機能ではユーザーがアバター衣装の特徴をテキストで指示すると、AIはその意図を理解し自動的に衣装を作成します。
今後は、アバター本体や概観もジェネレーティブAIを使って作成する機能や、ジェンダー・体型・年齢などに関する細かな要望に応じたアバター作成機能も追加される予定です。
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アバター生成システム「Ready Player Me」、AIでのアバター作成トライアルを開始
https://www.moguravr.com/ready-player-me-4/
Metaverse Japanがメタバース専門シンクタンク設立、国内外の産官学連携強化図る
一般社団法人Metaverse Japan(MVJ)は、メタバースシンクタンク「Metaverse Japan Lab」の設立を発表しました。Metaverse Japan Labは、同法人における各種活動(ワーキンググループ等)や、国内外の産官学組織と連携した社会実装や研究活動、知の結集を通じた発信・シンクタンク業務、ルール形成・国際標準策定などを行います。
同団体がすでに連携している世界経済フォーラム(World Economic Forum)や、グローバルでのメタバース標準化組織「Metaverse Standard Forum」との連携を加速し、国内外での活動を行なっていく、としています。
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Metaverse Japanがメタバース専門シンクタンク設立、国内外の産官学連携強化図る
https://www.moguravr.com/metaverse-japan-lab/
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