|
||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 4 次のページ | ||||||||||||
| 指標値と予測値の推移 | ||||||||||||
|
出来高と実績コストの推移について紹介したが、次に、指標値(SPI/CPI)と予測値(VAC)の推移をグラフで見てみよう。 ![]() 図2:指標値(SPI/CPI)と予測値(VAC)の推移1 図2はSPI/CPIと完了時のコスト差異予測をグラフ化したものである。7日時点ではSPI/CPIともにかなり低く、完了時のコスト差異も90人日オーバーとなっているが、14日時点では明らかに改善傾向が見られる。 次に図3のブルズ・アイ・チャート(SPI/CPIを統合したチャート)を見てみよう。 ![]() 図3:ブルズ・アイ・チャート1 図3のグラフからも明確な改善傾向が見られるが、まだ予定(SPI/CPIがともに1.0以上)に追いついていないことも確かである。 さて、この場合は表2のどの考えを実践するのが正しいのだろうか。
表2:プロジェクトマネージャーがとるべき対応はどれか EVMはアラームを確実にあげてくれるのだが、原因や詳細の状況について示唆してくれるものではない。遅れている原因や改善傾向の原因について調べた上で、対処を考える必要がある。そういったことから、アラームがあがったら徹底的に原因を調べよう。よって、正解は表2の「3」である。 そこで14日までの状況をもう少し詳しく調べた結果、表3のことが判明した。
表3:詳細に状況を調べた結果判明したこと 難易度に差がないなど、下記の冒頭にあげた問題から考えると、この改善傾向は続きそうである。無理に人員を投入しても、7日までに発生した問題と同じオーバヘッドが予想されるため、ここではこのまま様子を見るという判断をした。 |
||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 4 次のページ |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||



