連載 :
徹底比較!!ERP業務・損益・未来の経営状態を可視化する - CORE Plus
2006年5月30日(火)
CORE Plus qbicの各システムの特長
CORE Plus qbicを含むCORE Plusのシステム体系は図4の通りである。
図4：CORE Plusのシステム体系
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
それでは次にCORE Plus qbicのシステムごとの特長を説明する。
CORE Plus qbicの生産管理
生産管理の機能の特長を表2に示す。
- 複数の生産管理方式に対応（MRP、標準製番、マルチ製番）
- プランニング機能による日別負荷の山積み・山崩しを行う。時間別最適スケジューリングはオプションのスケジューラと連動する
- 製品・仕掛品・支給品・原材料・副資材の在庫を統合管理できる。ロット管理による先入先出の払出指示を行う
- 製品別に実際原価と予定原価との比較が可能
- CORE Plus qbicの販売管理との間で生産計画や製品完成在庫移動、購買債務などの情報連携を行う。販売管理の受注入力画面から生産管理で生産計画中の製品を確認できる
表2：CORE Plus qbicの生産管理
CORE Plus qbicの販売管理
次に販売管理の機能の特長を解説する。
- 実部門を登録する基本部門階層（8階層）および目的に応じた複数の仮想部門体系を作成することが可能。新たな仮想部門の作成はいつでも行え、その場で新たな切口での部門集計を行える
- 情報の発生源として受注を重視して統合的な情報付加を行う。EDI・手入力・他システムからの取込による受注情報を一元管理し、取引先情報、商品情報、日付情報、手配情報、配送情報を適正に付加して、続く出荷・売上・請求・債権管理・統計分析業務をサポート
- 取引先とのEDI構築のためのデータフォーマット変換、自動送受信、通信状況確認、基幹データとの入出力などを行うツール（EDIトランスレータ）を提供
- 全社／部門別・倉庫別・商品別・ロット別在庫のリアルタイム把握が可能。現在庫・引当在庫・受注可能数・入荷予定数を加味した過去から現在そして未来への日付別在庫を見ることができる
- ビジネス・ステータス管理（前述）
- 伝票の修正・削除履歴を確保し必要に応じて確認できる。またCORE Plus qbicの財務管理へ赤黒の自動仕訳を行う。内部統制対応機能として有効
- 採算可視化管理（前述）
- 生産管理および販売管理を横断するトレーサビリティ管理が可能（図5）
表3：CORE Plus qbicの販売管理
図5：トレーサビリティ管理
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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