徹底比較!! O/Rマッピングツール 5

Hibernateの利用

Hibernateの利用


   では、実際にHibernateを使ったアプリケーションを作成してみましょう。


Hibernate Toolsによるファイルの自動生成


   Hibernaet Coreと一緒にダウンロードしたHibernate Toolsは、ソースの自動生成ツールで、HibernateのWebサイトで提供されています。本来、Hibernateをより簡単に扱うためのEclipseプラグインなのですが、そのコアクラスにはAnt用のタスククラスが含まれています。

   今回はこのHibernate Toolsを使って、Hibernate設定ファイル、マッピング・ファイル、DTOを作成していきます。

「Hibernate Console Configuration」ファイルの作成


   まずは、「ファイル → 新規 → その他 → Hibernate Configuration File」を選択し、「次へ」ボタンを押します。

新規作成のウィザード選択画面
図5:新規作成のウィザード選択画面


   すると図6の画面がでますので、対象のプロジェクトを選択し、設定ファイルを保存するフォルダを選択します。今回は、hibernateSampleプロジェクトのsrcフォルダに保存し、ファイル名はデフォルトのままにします。

Hibernate設定ファイル新規作成画面1
図6:Hibernate設定ファイル新規作成画面1
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   設定したら「次へ」ボタンを押します。

   保存先の設定が終わると図7の画面がでますので、必要な項目を入力して「Create a console configuration」のチェック欄にチェックをし、「次へ」ボタンを押します。

Hibernate設定ファイル新規作成画面2
図7:Hibernate設定ファイル新規作成画面2
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   図8のような画面が表示されますので、必要事項を入力して「終了」ボタンを押します。なお、この時、クラスパスにJDBCドライバを追加するのを忘れないでください。

Hibernate設定ファイル新規作成画面3
図8:Hibernate設定ファイル新規作成画面3
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   これでHibernate設定ファイルとHibernate Console Configurationが作成されます。作成されたHibernate設定ファイルは以下のようになっています。

Hibernate設定ファイル
Hibernate設定ファイル
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

次回へ


   今回はここまでになります。続く次回では、DAOファイル、サンプルファイルを作成して、実際に動かします。ご期待ください。

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