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| はじめに | ||||||||
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JSFには、HTMLコンポーネントを中心として、さまざまなバリデータ、コンバータ、コンポーネントが用意されています。しかし、実際の開発では、こうした標準品以外の部品が必要となることがあります。 そのような用途に対応できるよう、JSFでは、部品を自作したり、標準コンポーネントの機能を拡張したり、サードベンダーが提供している部品を入手したりして開発に使用することができます。今回からは、バリデータ、コンバータ、コンポーネントを作成する方法を紹介します。 |
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| カスタムバリデータの作成方法 | ||||||||
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JSFでは、バリデータをカスタムで作成する方法として、次の3つが用意されています。
表1:バリデータをカスタムで作成する方法 1の方法は、タグハンドラクラスを作成しなくてもバリデータが使用可能なので、最も手軽な方法といえるでしょう。しかし、この方法の場合、JSPからバリデータにパラメータを渡すことができません。 JSPからバリデータにパラメータを渡したいなら、2の独自のバリデータタグから使用する方法があります。しかし、この場合はタグハンドラクラスを作成する必要があるため、その分手間がかかります。 3のマネージドBeanにvalidate用メソッドを実装する方法は、FacesContextオブジェクトやUIComponentオブジェクトといった、JSFで用意されているオブジェクトを引数で受け取るバリデート用メソッドを実装する必要があります。しかし、この方法は「フレームワークに依存しない」というマネージドBeanの利点をなくしてしまうことになるので、あまり使用しないほうがよいでしょう。 本連載では1、2に挙げたValidatorインターフェイスを実装する方法を紹介します。 |
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| カスタムバリデータの作成手順 | ||||||||
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カスタムバリデータを作成する手順は、次のとおりです。
表2:カスタムバリデータの作成手順 |
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| カスタムバリデータのサンプルアプリケーション | ||||||||
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本連載では、サンプルアプリケーションとして「合言葉一致バリデータ」を作成します。このバリデータは、画面で入力された文字列が合言葉と一致するかを検証します。 このサンプルアプリケーションの画面遷移を図1に示します。入力した値が合言葉と一致した場合は次の画面に遷移し、一致しない場合はエラーメッセージを画面に表示します。 ![]() 図1:サンプルアプリケーションの画面遷移 |
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