「OpenSSL 1.1.1、1.0.2」にバッファオーバーフローの危険がある脆弱性
2019年12月9日(月)
OpenSSL.orgは12月6日(現地時間)、「OpenSSL 1.1.1、1.0.2」にバッファオーバーフローの危険がある脆弱性が発見されたと発表された(CVE-2019-1551)。
今回発表された脆弱性はMontgomery squaring procedureのバグによるもので、悪用されるとバッファオーバーフローの恐れがある。なお、重要度は「Low」となっており、修正版はリリースされていない。ただし、Linuxベンダーにより手が加えられているケースもあり、ユーザは情報を確認の上、アップデートなどを施すことが推奨される。
この脆弱性の影響を受ける可能性があるバージョンは「1.1.1-1.1.1d」「1.0.2-1.0.2t」となっている(1.0.1およびそれ以前のバージョンはサポート終了)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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