ネットワンパートナーズ、顔認証とサーマルカメラで体温と出社状況を非接触で自動管理するソリューションを発表

2020年8月10日(月)

ネットワンパートナーズは8月5日、顔認証技術とサーマルカメラ(非接触で体表面温度を測定するカメラ)を用いて、従業員の体温と出社状況を非接触で自動的に管理する新型コロナウイルス感染症対策ソリューション「Withコロナソリューション・出勤者顔認証/体温測定」を、自社内で7月に先行試験導入したと発表した。本ソリューションは、社内での実証運用を経て改善を加え、10月より提供開始する予定。

新型コロナウイルス感染症の対策として、多くの企業が従業員の体温や出社率を日々管理している。このソリューションは、従業員が出退勤時にサーマルカメラの前に立つだけで、以下を実現する。

○出退勤時間の管理(高精度な顔認証ソフトウェアで、マスクを着用しても認識)
○出退勤時の体温測定(基準熱源を設置して、誤差を±0.3度程度に)
○所属部門長への出退勤および体温の連絡(チャットツールで即時通知)

同ソリューションは、打刻操作をすることなく、出退勤時間を自動的に管理可能。サーマルカメラの前に立つだけで、非接触で瞬時に体温を確認でき、検温結果はタブレットPCに表示される。また、出退勤時間と体温の情報は、速やかに部門長へ通知される。部門長がテレワークの場合でも、部下の出社状況と体温を把握可能。

(川原 龍人/びぎねっと)

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