Facebook、自社開発のスイッチ仕様「Wedge」を公開
2015年11月30日(月)
Facebook社は11月20日(現地時間)、自社が開発した「Wedge」の仕様を公開した。
今回の発表は、「Open Compute Project」に、スイッチのハードウエア仕様となる「Wedge」が正式に採択されたことを受けたもの。Wedgeの仕様が公開されたことによって、第三者がWedgeをベースにカスタマイズしたスイッチをODMベンダーに発注できるようになった。これにより、スイッチの内部をユーザがカスタマイズできるようになった。
Facebookは、Wedgeに対応したスイッチ専用のLinux OS「FBOSS」を公開済みで、仕様書の公開によって、スイッチの内部をユーザがカスタマイズできるようになった。
Facebookは同時に、Wedgeの強化版として、100ギガビットイーサネットに対応し、32ポートを実装した「Wedge 100」を開発中であることを発表した。
(川原 龍人/びぎねっと)
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