SIMサーバから監視対象ノードにSSHで接続
SIMサーバから監視対象ノードにSSHで接続
実際に監視をはじめる前に、SIMサーバ側から監視対象に対してSSH接続できるように設定を行います。SIMはメニューから監視対象に対してSSH経由でリモートコマンドを発行します。
例えば、監視対象のLinux上のコマンドなどが実行可能で、次の図のように、出力された情報をSIMサーバ上の管理コンソールに取り込むことができます。
SIMサーバ側からのSSH接続を行う設定
SIMサーバからSSH接続を行うように設定するには、SIMサーバ上で次のコマンドを実行します。
# mxagentconfig -a -n 172.16.10.252 -u root -p hogehoge ←SSH接続の有効化 このとき監視対象となるノードのIPアドレスとユーザ名/パスワードを以下のオプションに続けて指定します。
- -n:監視対象ノードのIPアドレスを指定。
- -u:SSH接続するユーザを指定。監視対象ノードにこのユーザがすでに作成されている必要がある。
- -p:SSH接続するユーザのパスワードを指定。
SIM5.0Update2 for Linuxに関する各種情報
次のURLには、SIM for Linuxの最新版である「Systems Insight Manager 5.0 Update2 for Linux」に関する情報がまとめられています。
またSIM for Linuxは次のURLから入手できます。
このページからは次のファイルをダウンロードすることが可能です。
- SIM5.0Update2へのアップデートキット(新規インストールを含む)
- SIM5.0Update1へのアップデートキット
- インストールおよび設定ガイド
- MIBアップデートキットのダウンロード
- HP Insight Management Agents for Linux on Integrity Servers
まとめ
このような一元管理を可能にするツールやソリューションを利用することで、数百台単位のサーバで構成されたシステムの情報を柔軟かつ少ない工数で収 集できるようになります。日々のサーバ管理に追われている管理者の方は、ぜひ一元管理ツールを導入して作業の効率化をはかってください。
