LifeKeeper for Windows(LifeKeeper Core)のインストール
LifeKeeper for Windows(LifeKeeper Core)のインストール
操作はすべてアドミニストレータ権限のあるユーザで行う。
OSの設定に関しては先ほど紹介した「プランニングおよびインストールの手引き」の「第2章 LifeKeeper環境のセットアップ」を参照していただきたい。
それではLifeKeeper for Windowsのインストールについての説明をする。インストールはウィザード形式なので、簡単に作業を行うことができる。
まずLifeKeeper Coreのsetup.exeを実行する。するとインストールシールドが起動し、図2の画面が表示されるので「Next」を押す。

図2:インストールシールド画面
次に、License Agreement(使用許諾)画面が表示されるので同意した上で「Yes」を押す。
Choose Destination Locationの設定
Choose Destination Location(インストールパス)はデフォルト設定にてインストールするので「Next」を押す。インストールパスを変更することは可能だが、2バイ トコードの文字列やスペースが入ったインストールパスや8文字より長いインストールパスは設定できない。

図3:インストールパスの設定画面
installation typeの設定
次に、installation type(インストールタイプ)を選択する。

図4:インストールタイプの選択画面
- Typical
- LifeKeeper CoreとすべてのCore Recovery Kitをインストールできる。
- Compact
- LifeKeeper CoreとVolume Recovery Kitのみインストールできる。
- Custom
- LifeKeeperコンポーネントをリストから選択し、インストールすることができる。
今回は「Typical」を選択し「Next」を押す。
TCP/IPのメディア・センスについての設定
「メディア・センスを無効」にした場合はプライマリ・ネットワーク・アダプタから物理的にネットワーク・ケーブルを引き抜いた場合でも、 LifeKeeperのIPローカル・リカバリー機能が正しく動作する。この場合、ローカル・リカバリー・アダプタ(バックアップNIC)にIPリソース を正常に回復することができるため、IPリソースのフェイルオーバーを避けることができる。
「メディア・センス有効」にした場合はプライマリ・ネットワーク・アダプタから物理的にネットワーク・ケーブルが引き抜かれると、 LifeKeeperのIPローカル・リカバリー機能ではローカル・リカバリー・アダプタにIPリソースを回復できない。この場合、IPリソースはバック アップ・サーバにフェイルオーバーされる。
LifeKeeperでは「メディア・センスを無効」にすることが推奨されているので、今回は「はい」を押し、メディア・センスの設定を無効にする。
最後に「Finish」を押してインストール作業は終了である。
HostIDの確認
図6の画面はLKHostIDの表示画面である。

図6:LKHostID表示画面
評価版のライセンスを取得する際にHostIDを登録する必要があり、画面に表示されているHostIDをコピーして保存し、「第2回:LifeKeeper for Linuxのインストール」を参考にして評価版ライセンス・キーを入手する。
ライセンス・キー入力選択画面が表示されるので、「いいえ」を押しライセンス・キーの入力を終了し再起動を行う。

図7:ライセンス・キー入力選択画面
ライセンス・キーの入力
「スタートメニュー → LifeKeeper → License Key Installation」からライセンス・キー入力画面を起動し、ライセンス・キーを入力する。
ライセンス・キーの入力方法には、直接ライセンス・キーを入力する場合とファイルからライセンス・キーを読み込ませる場合がある。今回は直接ライセ ンス・キーを入力するので「いいえ」を押す。ライセンス・キーをファイルから読み込ませる場合には、フルパスでライセンス・キーの記述されているファイル を記入する必要がある。

図8:ライセンス・キー入力方式選択画面
ライセンス・キー入力画面が表示されたら、図9を参考にライセンス・キーを入力して「OK」を押す。

図9:ライセンス・キー入力画面
ライセンス・キーの入力後、Windowsサービスの「LifeKeeper」、「LifeKeeper External Interfaces」を再起動する。
