Slackの新ボタンで作業の共有をすすめよう
読者にとって、何かをPinterestで「Pin it」したり、Twitterで共有したり、Facebookに投稿したりするのはお馴染みのことだろう。そこに選択肢がもう一つ加わった。Slackに追加することだ。
Slackチームによって導入された新しいボタンは、ほぼすべてのサイト、サービス、アプリに埋め込むことが可能で、ユーザーはサード・パーティーのコンテンツを簡単に自分の好きなSlackチャネルに取り込むことができる。これは、Slackが対応してきたDropbox、Google Hangouts、IFTTT、Trelloなどとの連携とは若干異なる動作をする。
「設定が完了すると、通知やメールを送信するウェブ・アプリやサービスは、すべてSlackへの報告を自動的に開始します」と公式ブログの記事は説明している。アプリやサービスも、ユーザーに対してアプリを離れるよう指示することなく、Slackで直接何かを共有することができる。
Slackはいくつかの使用例も提案している。例えば、Nuzzelからのニュース・アラートや、InVisionからのデザイン、Boxからのファイルを連携できる。すべて、そのアプリを離れることなく、だ。既に10種類以上のアプリで連携に必要な要素が組み込まれており、さらに多くのアプリが間もなくサポートを開始する予定だという。
Slackによると、「定期的に通知を送信するサービスやアプリを利用しているか、またはアプリを離れずにSlackで直接他のユーザーと作業を共有したい場合、この機能を簡単に活用できることでしょう」とのことだ。同社は興味を持った開発者を招待し、Slackボタンのドキュメンテーションを実際に試してもらっている。
WebhookのURLや、APIトークンをコピー&ペーストを必要とせず、遥かに合理化されたサービスを提供することがアップデートの狙いだ。Slackは、この新機能の利用を促すため、チームが無料で利用できる連携の数を5から10に増やす予定だ。
99designsは、非公開のベータ版の段階で「Slackに追加」機能を設定するのに便利な手順を掲載している。いったん接続されると、タスクの更新は自動的に選択されたチャネルに表示される。
将来的に、この機能が有料のSlackアプリストアのきっかけとなることは想像に難くない。しかし、今のところは、大変な作業を軽減し、Slackの連携を簡単に提供してくれる、開発者にとって便利なツールである。
画像提供:Slack
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※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちらをご覧ください。
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