開発/テスト環境を効率化する仮想環境ツールvCenter Lab Manager 3

データストアの設定

データストアの設定

データストアの設定を行うことにより、Lab Managerでは、Lab Manager側で許可されているデータストアのみを仮想マシンの保存場所として利用可能です。ESX(i)では、複数のデータストアが作成されているケースがありますが、そのうち、Lab Managerから使用するデータストアを明示的に指定することが可能です。

データストアの設定は初期設定時に実施していますが、設定が正しく行われているかどうかを確認します。また、初期設定時には選択し忘れたデータストアを登録する場合の手順も紹介します。今回は、初期設定時に2つのデータストアを登録するように設定しています

[4-1]左ペインで[Resources]をクリックし、[Datastores]タブをクリックします。

図4-1:[Datastores]タブをクリック(クリックで拡大)

初期設定時に設定したデータストアでは、[Enabled]や[VM Creation Enabled]に緑色のチェックが入っていることを確認します。Lab Managerでは、[VM Creation Enabled]にチェックが入っているデータストア上に仮想マシンを作成できます。データストアを追加登録したい場合は、以下の手順を実行します。

[4-2][Datastore]の中から追加登録したいデータストアにマウスを合わせ、[Enable]をクリックします。

図4-2:データストアを選択(クリックで拡大)

[4-3]選択したデータストアの[Enabled]や[VM Creation Enabled]にチェックが入っていることを確認します。

図4-3:データストアの選択を確認(クリックで拡大)

以上で、データストアの設定は完了です。Lab Managerは、上記の設定を実施したデータストア上に仮想マシンを保存できます。

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