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ロジカルシンキングで「自分の強み」を発見!Warisフリーランスサロン参加レポート

2018年11月1日(木)
八木 志芳(やぎ・しほ)

女性フリーランスと、フリーランスへの転身希望者へスキルやモチベーションアップの場を提供する「Warisフリーランスサロン」。その第7回が2018年10月2日、コワーキングスペース兼シェアオフィスの大手町SPACESで開催されました。

Warisフリーランスサロンは、総合職キャリアを持つフリーランス女性向けに仕事を紹介する株式会社Warisが主催し、Warisに登録している実力派フリーランサーを講師に様々なテーマで講演を行う毎回満員の人気セミナーです。

今回のテーマは「仕事も自分ももっと好きになる! ロジカルシンキングで“良い”フリーランスを続ける方法」。活躍できるフリーランスになるための秘訣を学んできました。

当日の模様を、ラジオDJ・ライターの八木 志芳(@ShihoYagi)がレポートします。

キャリア「0」から人気のフリーランス研修講師に

今回の講師を務めたのは、フリーランスでコンサルタント・研修講師をされている渡辺まどかさんです。

フリーランスのコンサルタント・研修講師 渡辺まどかさん

渡辺さんは大学卒業後、IT企業に就職しSEとして働き始め、Webサイトの構築や企画を担当します。その仕事の中でコンサルタントと接し、コンサルタントの仕事に魅力を感じて転職しました。

バリバリ働いて会社のエースコンサルタントに成長したものの、過労がたたりうつ病を発症。休業から復職するもなかなか病気が回復せず、会社を退職します。その後は会社を辞めたことでストレスから解放されたのか病状も回復し、ビジネススクールに通い転職活動を開始しますが、今度はその直後に妊娠が発覚。

転職できてもすぐに育休を取らなければならない状況となったため、フリーランスとして活動することを決意します。

渡辺さんの人生浮き沈みチャート図

フリーランスになった当初からコンサルタント、研修講師と名乗った渡辺さん。コンサルタント経験は豊富でも、研修講師としての実績は皆無でしたが、ビジネススクール時代に仲間達から「教えるのが上手だね」と言われたことで「研修講師としても働きたい」と名刺に肩書きを加えたそうです。

その名刺を見た前職の上司から研修会社を紹介されたり、知り合いからロジカルシンキングの研修を依頼されたり、さらに、ストアカ(様々な学びの講師と生徒のマッチングサービス)でロジカルシンキングのセミナーを始めたりと少しずつ実績を上げて行き、現在では人気の研修講師として多忙な日々を送っています。

辛い体験から立ち直り、得意だったというだけで0からキャリアを積み上げて研修講師になった渡辺さん。波乱万丈な過去を、とても明るく話している姿が印象的でした。

フリーランスになったからこそ感じられる喜び

渡辺さんは、フリーランスになって良かったこと、悪かったことも「ぶっちゃけ」てくれました。

まず、良かったことは、自分で時間をマネジメントできたため、家族に合わせて仕事ができること。自分の頑張りが「報酬」という目に見える形で返ってくること。仕事やキャリアを自分で選ぶ、決めるという満足感(自己決定感)を得られるということ。そして、仕事を楽しんでできることを挙げてくれました。

一方で、悪かったことは、仕事がなくなるかもしれないという不安から仕事を入れすぎてしまうこと、休めない・穴を開けられないというプレッシャーがあることを挙げていました。これは、フリーランスなら誰しも思い当たるところではないでしょうか。

では、そんな不安な気持ちを払拭するにはどうすれば良いのでしょうか。ここで渡辺さんは「セルフマネジメントが大事」だと語ります。

フリーランスとして活躍するための
「セルフマネジメント術」

渡辺さんが自分自身をマネジメントする上で大切にしているポイントは3つ。

渡辺さんが大事にしていること

結果・成果よりも「今できること・やるべきこと」に軸足を置く

結果・成果とは「この仕事でいくらもらえるか?」「継続して仕事がもらえるか?」などです。フリーランスにとって結果や成果は大事だと思われますが、渡辺さんは「結果・成果ばかりに意識が向いていると不安になる」と話します。

結果・成果は自分でコントロールできないためストレスになりやすく、また気にしすぎるあまり負のスパイラルに陥って、結局、結果や成果を出せないという状況になってしまうのです。

「2歩、3歩先のこと(=結果・成果)で悩まず、まずは一歩先のこと(今できること、やるべきこと)を行動に移すようにすれば、自ずと後から結果・成果はついてくる」と語っていました。

自分に対する評価をするのは自分である

会社に所属していると、嫌でも自分の仕事を評価されます。しかし、フリーランスには明確に評価してくれる上司はいません。

自分を売り上げや仕事の継続率で評価してしまうと、結果・成果に目を向けることになってしまいます。そうすると、売り上げが上がったときは気持ちが高まっても、売り上げが下がったときに不安が押し寄せることになります。

そこで、渡辺さんが勧めるのは「自分がやりたいことに対して、どう目標を立て、どう行動したか?」、つまり、プロセスを評価する方法です。ちなみに、プロセスを評価するために渡辺さんが役立てているのは「日々の日記」と「二ヶ月に一回作成する行動プラン」だそうです。この日記と行動プランはどちらも大事で、行動プラン上では仕事をしていないように感じても、日記には毎日の頑張りが記録されているので、客観的に自分の仕事を評価できるのだそうです。

「面白い」「やるのをやめられない」を中心に考える

フリーランスは収入面の不安をなくし、また評価を求めるあまり、報酬の高い仕事や高い評価が得られる仕事を選んでしまいがち。これでは、自分が本来やりたいことと違う道に進むというジレンマに悩み、疲弊してしまうことがあります。

もちろん、生きていくために収入の高い仕事を優先しなければならない時もありますが、「面白い・やるのをやめられないこと」を重視すべきだと話しました。やりたいことがすぐに見つからなくても、面白い・やるのをやめられないことを続けていると、やりたいことが見えてくるというのです。

フリーランスとして生きていくための
「やりたいこと」の探し方

今ではやりたいことが見つかり、どうすればやりたいことのために時間を作れるか試行錯誤している渡辺さんですが、「やりたいことが特にない」「やれることがわからない」というフリーランス希望者もいるのではないでしょうか。

渡辺さんは「やりたいことを探すには3つの領域から考えると見つけやすい」と教えてくれました。その領域は「できること」「ニーズのあること」「面白い・するのをやめられないこと」。その全てが重なりあうのが自分にとってのベストな仕事です。

3つの領域から考える「やりたいこと」の探し方

ただ、現実的には「できること」でも、すぐにベストな仕事がもられるというラッキーなことは少ないですし、「ニーズのあること」や「やめられないこと」を見つけるのは少しハードルが高そうですよね。

そこで、渡辺さんは「『できること』から行動を始めると『ニーズがあること』や『面白い・やるのをやめられないこと』が見えてくる」と言います。渡辺さんも「できること」としてコンサルタントの仕事を始め、そこからロジカルシンキングの講師を依頼されるようになり、好きな研修講師や講演・ファシリテーションと仕事が広がって行ったそうです。

でも、そもそも「できること」がわからない、という方も多いのではないでしょうか。「『できること』がわからないという方は、できることの定義が狭すぎる」と渡辺さんは話します。経理ができる、総務経験がある、というざっくりとした定義ではなく、より細かく洗い出したほうが良いそうです。

できることの定義を広げる「渡辺流ロジカルシンキング」

セミナーの後半で、参加者たちは渡辺さんのロジカルシンキング研修のノウハウを利用して「できることの定義を広げる」ワークショップに取り組みました。

渡辺さんいわく、ロジカルシンキングとは考える=「問いを立てて、答える」ことの繰り返しだそうです。そのコツは、必ず紙に書いて考えること、人に説明すること。頭の中だけでは考え切れず結論を出しにくいため、考えをアウトプットしていくことが大切です。

渡辺流ロジカルシンキングTips

また、実際に考えるときのポイントは「広さ」と「深さ」を分けること。渡辺さんのいう「広さ」とは「考えることの対象領域」です。例えば、できることを考えるときは仕事だけでなくプライベートまで広げて考えるようにします。

そして、「深さ」とは「目の前にあることをそのまま受け止めるのではなく、自分の言葉で、自分なりに定義すること」。誰かの言葉や一般的な定義ではなく、自分なりの言葉で、自分の経験やそこから得た学びを交えつつ「私にとって経理とは……」と語れるようになるまで掘り下げることです。

参加者たちが自分の「広さ」と「深さ」を持った「できること」を見つけるため、予め配布されたワークシートに書き出していきます。

まず「広さ」を確保するため、自分自身が「できると思うこと」を書き出していきます。さらに「深さ」を確保するため、書き出したものの中から「することをやめられないもの」「面白くて熱中してしまうもの」を選び出します。そして、選んだものの共通点を探し、文章で記述します。

考えの「広さ」を確保する

考えの「深さ」を確保する

この選んだものの共通点として挙げたものが、その人の「強み」の根源だそうです。「強み」とは個人がそもそも備わっている性格的なものではなく、好きで夢中になって取り組んでいるうちに得意になり、そして強みになっていくものなのだとか。

私(八木志芳)が考える自分の「強み」

参加者たちも、ワークショップで新しい自分の一面を発見できたようで、最初とは表情が変わっていた方も見られました。

渡辺さんも「今回のワークショップで発見した『できること』から明日への一歩踏み出してほしい」と語って締めくくりました。

一歩を踏み出すために

おわりに

今回は、かなりじっくりと自問自答するような内容のワークショップでしたが、参加者同士でフィードバックすることもできたため、参加者たちのペンも会話も進んだようでした。

ワークショップ後、渡辺さんにお話を伺うと「行動することもロジカルシンキングのワークも、やって終わりではなく、繰り返し行っていくことが大切」だと話してくれました。今回のワークを自宅でも行えば、人気のフリーランスとなれるかもしれませんね!

今、フリーランスとしての壁にぶつかっている方や、フリーランスとしての一歩を踏み出したい方は、Warisのフリーランスサロンに参加してみてはいかがでしょうか。

参加者たちは真剣な面もちで渡辺さんのお話しに聞き入っていた

著者
八木 志芳(やぎ・しほ)
フリーアナウンサー・ライター
大学卒業後、IT企業・レコード会社を経て、福島県のラジオ局にてアナウンサーとしてのキャリアをスタート。2017年11月にフリーのラジオパーソナリティー・ナレーターとなり、同時にライターとしての活動も始める。アナウンサー・ライターとしてこれまでにインタビューしてきた人数は500人以上。

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