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| SGIDビッドとスティッキービットの設定例 | ||||||||||
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次にSGIDビッドがない場合とSGIDビットがある場合、そしてSGIDビットとスティッキービットがある場合を比較した設定例について紹介していきます。 |
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| 1:SGIDビットをセットしない場合 | ||||||||||
chown root.presales /work1; chmod 770 /work1
このようにセットすると、presalesグループに所属する全ユーザが/work1にファイルを書き込み、保存、削除が可能ですが、/work1にあるファイルは、そのファイルを更新したユーザの所有、グループ所有になります。
表3:SGIDビットをセットしない場合 |
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| 2:SGIDビットをセットした場合 | ||||||||||
chown root.presales /work2; chmod 2770 /work2
このようにセットするとpresalesグループに所属する全ユーザが/work2にファイルを書き込み、保存、削除が可能ですが、/work2にあるファイルの所有権は、グループの所有権(=presales)であり、そのユーザの所有にはなりません。
表4:SGIDビットをセットした場合 |
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| 3:SGIDビットとスティッキービットをセットした場合 | ||||||||||
chown root.presales /work3; chmod 3770 /work3
このようにセットするとpresalesグループに所属する全ユーザが/work3にファイルを書き込み、保存、削除が可能ですが、そのファイルの所有権は、グループの所有権(=presales)であり、そのユーザの所有にはなりません。
表5:SGIDビットとスティッキービットをセットした場合 このように、ディレクトリにSGIDをセットすることにより、そのディレクトリに置いたファイルはグループの所有となります。またスティッキービットを設定した場合はファイル作成者以外のユーザが上書きは可能ですが、削除はできない点に注意してください。 |
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