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| NetVaultによるLifeKeeperクラスタのOracle 10g R2バックアップ、リストア | ||||||||||
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ここでは、NetVaultを使ったLifeKeeperクラスタのRed Hat Enterprise Linux 4対応のOracle 10g R2のバックアップを紹介します。今回のシステム構成は以下の通りです。
表1:バックアップサーバの環境
表2:バックアップ対象
またLifeKeeperによるHAクラスタは、Red Hat Enterprise Linux 4で構成し、Oracle 10g R2がHAアプリケーションとして構築されています。 |
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| オフラインバックアップ | ||||||||||
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今回のバックアップは、NetVaultを使ったOracle 10g R2のオフラインバックアップを行います。オフラインバックアップは、バックアップを行う際にデータベースを一旦停止する方法です。したがって、バックアップを行う際、業務は停止します。 Oracle 10g R2はLifeKeeperクラスタの共有ディスク上のファイルシステムのマウントポイント「/home1」配下に構築されているとします。Oracle 10g R2がファイルシステム上に構築されており、かつオフラインバックアップを実行しますので、NetVaultからはOracleを意識せずにファイルシステムのバックアップを行えばよいことになります。まずNetVaultで作業する前に、Oracle 10g R2を停止しておく必要があります。 以下はバックアップ/リストアの手順の例です。
表3:バックアップ/リストア手順 このバックアップ手順はあくまでも基本的な作業の流れを理解するためのものです。実際には、システムの状態を入念に確認しながら行いますので、この操作手順だけを実運用時に適用することのないよう注意してください。 では実際にバックアップ/リストアをしていきましょう。 |
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| LifeKeeperクラスタにおけるOracle 10g R2の停止 | ||||||||||
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HAクラスタではない1台のRed Hat Enterprise Linux 4サーバ上で動作しているOracle 10g R2の停止は、Red Hat Enterprise Linux 4のコマンドライン上からoracleユーザになってsqlplusコマンドを入力し、Oracle 10g R2のSQLコマンドプロンプトで現在SQLが稼動しているかどうかを確認した後、shutdown immediateを入力してデータベースを停止させます。 しかしHAクラスタの場合は、手順が異なります。LifeKeeperによるHAクラスタ上で稼動しているOracle 10g R2のサービスを停止させるには、LifeKeeperのGUIから操作します。LifeKeeperのGUIにあるResource Hierarchy Tree内のOracleサービス(下図ではlkora1)のアイコン上で右クリックし、Out of Serviceを選択します。Out of ServiceはLifeKeeperにおいてサービス停止を行うためのメニューです。 これによりOracleのサービス、プロセスが停止し、Oracleデータベースもシャットダウンします。これでOracle 10g R2のデータベースのバックアップができる状態になりました。 |
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