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| RHEL4におけるユーザ管理(関連項目:運用、保守) | ||||||||||||||||||||
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ユーザ管理と聞くと、PCの世界ではユーザを追加してパスワードを設定することが一般的ですが、エンタープライズ用途におけるユーザ管理は、その運用の煩雑さをいかに軽減できるかにかかっているといっても過言ではありません。 まずは、RHEL4における最も基本的なユーザ管理コマンドの一部とその利用例を示します。
表1:RHEL4における最も基本的なユーザ管理コマンド |
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| ユーザ管理をマスターするにはpasswdコマンドを使いこなす | ||||||||||||||||||||
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ユーザをuseraddコマンドで作成した場合は、通常passwdコマンドでパスワード設定が必須です。パスワードを設定しないと、ユーザはロックされた状態のままであり、ログインができません。 passwdコマンドは管理者がパスワードを一般ユーザに付与したり、一般ユーザがパスワードを変更したりするものとして広く知られていますが、ユーザのパスワード期限やパスワード期限切れのアカウントのログイン拒否設定、パスワード有効期限通知などの機能もあります。これらは実システムでのユーザ管理で必須の項目ばかりですので非常に重要です。
表2:passwdコマンドのオプションとその例 passwdコマンドはローカルユーザのパスワードの詳細な設定が可能ですが、逆に他の認証ツールと同期させるような場合には、その設定の多さに注意が必要です。 例えば、LinuxユーザとWindowsドメインアカウント情報を同期させる場合は、同期を取るユーザ情報のすべての項目が一致するとは限りません。パスワードが同期できたとしても、ユーザのLinuxパスワード期限とWindowsログイン期限が一致しているかなどを考慮する必要があります。 そのためpasswdコマンドをベースとした/etc/passwdファイル認証だけの運用であればいいのですが、他のシステムで作成されているユーザや独自ツールで作り込まれたユーザなどと連携を行うには、あらかじめ十分な検討を行うことが必要です。 |
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