連載 [第5回] :
徹底比較!! O/Rマッピングツール多機能なHibernate(前編)
2006年8月21日(月)
Hibernateの利用
では、実際にHibernateを使ったアプリケーションを作成してみましょう。
Hibernate Toolsによるファイルの自動生成
Hibernaet Coreと一緒にダウンロードしたHibernate Toolsは、ソースの自動生成ツールで、HibernateのWebサイトで提供されています。本来、Hibernateをより簡単に扱うためのEclipseプラグインなのですが、そのコアクラスにはAnt用のタスククラスが含まれています。
今回はこのHibernate Toolsを使って、Hibernate設定ファイル、マッピング・ファイル、DTOを作成していきます。
「Hibernate Console Configuration」ファイルの作成
まずは、「ファイル → 新規 → その他 → Hibernate Configuration File」を選択し、「次へ」ボタンを押します。
すると図6の画面がでますので、対象のプロジェクトを選択し、設定ファイルを保存するフォルダを選択します。今回は、hibernateSampleプロジェクトのsrcフォルダに保存し、ファイル名はデフォルトのままにします。
設定したら「次へ」ボタンを押します。
保存先の設定が終わると図7の画面がでますので、必要な項目を入力して「Create a console configuration」のチェック欄にチェックをし、「次へ」ボタンを押します。
図8のような画面が表示されますので、必要事項を入力して「終了」ボタンを押します。なお、この時、クラスパスにJDBCドライバを追加するのを忘れないでください。
これでHibernate設定ファイルとHibernate Console Configurationが作成されます。作成されたHibernate設定ファイルは以下のようになっています。
Hibernate設定ファイル
次回へ
今回はここまでになります。続く次回では、DAOファイル、サンプルファイルを作成して、実際に動かします。ご期待ください。
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