サンプル3 dispatch_providerのデモ
サンプル3 dispatch_providerのデモ
「dispatch_provider」は、Document/Literal型を使った場合のHello Worldデモです。JAX-WSのDispatchとProviderインタフェースを使用します。クライアント側のDispatchインスタンスは、 JAX-WS provider implementorを使ってエンドポイントを呼び出します。
クライアントからは以下の3つの異なる呼び出し方があります。
- MESSAGEモードのSOAPMessageの場合
- MESSAGEモードのDOMSourceの場合
- PAYLOADモードのDOMSourceの場合
この3つの異なるメッセージは、src/demo/hwDispatch/clientディレクトリにあるXMLファイルにしたがって構成されています。
「dispatch_provider」デモを実行する前に以下のREADMEの内容を確認してから作業してください。
必要条件
celtix.jarがCLASSPATHに登録されていて、JDKとantのbinディレクトリがPATHに登録されているのであれば、samplesディレクトリのREADMEにある環境変数の設定スクリプトを起動する必要はありません。
環境変数が正しく設定されていなかったり、デモをビルドする際ににwsdl2java、javacあるいはjavaコマンドを利用する場合は、環境変数の設定スクリプトを起動する必要があります。
antを使ったビルドと起動
samples/dispatch_providerディレクトリからant buildスクリプトによってビルドし、デモを実行します。
UNIXとWindows共にビルドを行った後でサーバを起動します。
ant build
ant server
さらに別のコマンドプロンプトからクライアントを起動します。
ant client WSDLファイルやクラスファイルから生成したコードを削除するには、次のコマンドを起動します。
ant clean
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この記事の筆者
株式会社富士通SSLでNTT仕様のオペレーティング・システムの開発に従事したのち、日本ディジタルイク イップメント株式会社でNTT向けシステムの開発、その後、ソフトウェアとハードウェアのプリセールス活動を展開した。DECの合併を経て、現職のミドル ウェア製品のマーケティング、アライアンス、プリセールスなどに従事。
blog「Essence is Real」
http://blogs.iona.com/essence/
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