hello_world_xml_bareサンプルを試す

2006年11月13日(月)
江川 潔

サーブレットコンテナでのビルドと起動

   samples/hello_world_xml_bareディレクトリからant buildスクリプトによってwarファイルを作成し、サーブレットコンテナへ配置します。

   次のコマンドでwarファイルをビルドします。

ant war

   warファイルは、samples/hello_world_xml_bare/build/warディレクトリに作成されます。配置するには、該当するディレクトリへそのままwarファイルをコピーしてください。

   例えば、Tomcat(注3)であれば、warファイルを/webappsディレクトリへコピーします。サーブレットコンテナがwarファイルを参照し、アプリケーションを配置します。

   以下のコマンドを入力してクライアントサーブレットを起動します。

ant client-servlet -Dbase.url=http://localhost:#

   「#」にはサーブレットコンテナが使っているTCP/IPポートを指定します。例えばサーブレットコンテナがポート8080を使用している場合は以下のように指定します。

ant client-servlet -Dbase.url=http://localhost:8080

   続いて以下のコマンドを入力してクライアントアプリケーションを起動します。

   UNIXの場合は以下のコマンドを実行します。

java -Djava.util.logging.config.file=$CELTIX_HOME/etc/logging.properties
demo.hw.client.Client http://localhost:#/helloworld_xmlbare/celtix/hello_world_xml_bare

   Windowsの場合は以下のコマンドを実行します。

java -Djava.util.logging.config.file=%CELTIX_HOME%\etc\logging.properties
demo.hw.client.Client http://localhost:#/helloworld_xmlbare/celtix/hello_world_xml_bare

   「#」にはサーブレットコンテナが使っているTCP/IPポートを指定します。例えばサーブレットコンテナがポート8080を使用しており、Windowsで作業する場合には以下のように指定します。

java -Djava.util.logging.config.file=%CELTIX_HOME%\etc\logging.properties
demo.hw.client.Client http://localhost:8080/helloworld_xmlbare/celtix/hello_world_xml_bare

注2: Tomcatのバージョンは5.5で実施します。
日本アイオナテクノロジーズ株式会社 テクニカルセールスマネージャ

株式会社富士通SSLでNTT仕様のオペレーティング・システムの開発に従事したのち、日本ディジタルイク イップメント株式会社でNTT向けシステムの開発、その後、ソフトウェアとハードウェアのプリセールス活動を展開した。DECの合併を経て、現職のミドル ウェア製品のマーケティング、アライアンス、プリセールスなどに従事。

blog「Essence is Real」
http://blogs.iona.com/essence/

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