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徹底比較!!グループウェア
徹底比較!! グループウェア

第3回:アプリケーション連携によって柔軟な対応ができる「Exchange Server」

編者:ThinkIT
協力:マイクロソフト   2007/3/1
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ビジネスパートナーとのコラボレーションツール

   企業において、グループウェアやメールを中心としたコミュニケーション/コラボレーションソフトウェアは常に進化している。近年ではもはやサプライチェーンを統合するだけでなく、すべてのことができなくては、様々な環境変化に対応できないという現状がある。

   ビジネスの基本は顧客の要望に応えることである。そのために様々な専門分野のパートナーと積極的にコラボレーションしてくことが重要になろう。

   企業がそのようなコラボレーションを実現するツールを選定する際に大切なことは、実際に作業を行うユーザについて考えることである。いくらテクノロジに投資をしてもユーザが使用しなければ意味がないからである。ユーザが利用することで価値が生まれ、それが連鎖的に企業に利益をもたらすのである。

   また近年の社会環境の変化にともなって、セキュリティの強化とコンプライアンスの徹底など、ITインフラに求められる機能と役割も高度化している。ユーザが扱う情報を企業として、管理・保護するとともに、運用管理性の高いツールを導入することも、重要な検討事項の1つである。

「the 2007 Microsoft Office system」によって実現するクライアントからサーバを含めたシームレスな連携

   2006年11月に提供が開始されたthe 2007 Microsoft Office systemは、システムという名の通り、クライアント製品とサーバ製品の2つから形成されるソリューションである。

   Word、Excel、PowerPoint、Outlookといったアプリケーションから、ユーザが意識することなくシームレスにサーバと連携し、企業内の他メンバーとのコミュニケーションや文書蓄積、共有、利用といった共同作業を行える。

   以降では、このシステムのそれぞれのコンポーネントがどのような役割を果たしているのかを説明する。


ディレクトリ基盤「Active Directory」

   まず一番重要になるのが、ディレクトリ基盤のActive Directoryで、Windows Server 2003オペレーティングシステムの1機能である。Active Directoryという認証基盤をベースに、ユーザやグループを共通的に一元管理でき、また様々なサーバへシングルサインオンすることも可能になる。

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マイクロソフト株式会社
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協力:マイクロソフト株式会社
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第3回:アプリケーション連携によって柔軟な対応ができる「Exchange Server」
ビジネスパートナーとのコラボレーションツール
  コミュニケーション基盤「Exchange Server」
  コンテンツ管理基盤「SharePoint Server」