オープンソースの電子書籍管理ソフト「Calibre 9.10」リリース ─ Content serverに新インターフェースを追加

HTTPS環境でのPWA対応やCSS Level 4セレクタ対応も実施

16:22

 Calibre projectは6月25日(現地時間)、電子書籍管理ソフトウェアCalibre(カリバー)の最新版、「Calibre 9.10」をリリースした。  「Calibre」は、オープンソースの電子書籍管理ツール。Pythonで実装されており、Windows、macOS、Linuxに対応している。電子書籍ライブラリの管理、電子書籍フォーマットの変換、電子書籍リーダーデバイスとの通信、電子書籍ビューワ、書誌情報・表紙の検索およびダウンロードなど、電子書籍を管理するための機能を備えている。

 「calibre 9.10」では、Webブラウザから電子書籍ライブラリを利用できるContent serverのインターフェース刷新やPWA対応、CSS Level 4セレクタのサポートなどが行われている。また、書籍のメタデータ読み取りに関する脆弱性も修正された。

 「calibre 9.10」のハイライトは次の通り。
〇Content serverにサイドバーを備えた新しい「modern」インターフェースを追加
〇HTTPSで利用するContent serverをPWAとしてインストール可能に
〇保存済み検索の絞り込みでキーワードによる照合に対応
〇CSS Level 4セレクタの解析に対応
〇注釈ブラウザで独自の注釈スタイルによる絞り込みに対応
〇画像圧縮機能でPNG画像をJPEGまたはWEBPへ変換可能に
〇Windows環境でハイライトのメモを入力する際にIMEが動作しない問題を修正
〇AIプラグインプロバイダのエラーが表示されないcalibre 9.8以降の回帰を修正
〇書籍のメタデータ読み取り時にPythonテンプレートを許可しないよう変更(CVE-2026-53511)
など。

 「Calibre 8.2.1」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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