「KDE Frameworks 6.28.0」リリース ─ KIOやKTextEditorなどを改善

KImageFormats、KWallet、KWindowSystem、Syntax Highlightingにも修正

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 KDEは7月10日(現地時間)、「KDE Frameworks 6.28.0」をリリースした。

 「KDE Frameworks」は、複数のオペレーティングシステムにあるQtベースのソフトウェアスタックやアプリケーションにおいて、共通して利用できるライブラリとフレームワークのコレクション。ハードウェアの統合、ファイルフォーマットのサポート、追加のコントロール要素、プロット関数、スペルチェックなどの機能を持ち、「KDE Plasma 5」や「KDE Applications」などの基盤を成している。

 「KDE Frameworks 6.28.0」では、KIO、KImageFormats、KTextEditor、KWallet、KWindowSystem、Syntax Highlightingなど、多数のFrameworksに修正と機能改善が加えられている。

 「KDE Frameworks 6.28.0」のハイライトは次の通り。
〇KIOでファイル操作、ディレクトリ作成、削除処理、ワーカースレッド処理などを改善
〇KIOでジョブのキャンセル時に再帰削除やディレクトリ一覧取得を速やかに停止するよう修正
〇KIOでPOSIX ACLやファイル権限、所有者の扱いを改善
〇KImageFormatsでEXRの追加メタデータ、HEIF/AVIF、JP2などの処理を改善
〇KImageFormatsで最大チャンネル数の制限やバッファ管理を改善
〇KTextEditorでViモードの選択範囲、レジスタ、undo/redoなどを改善
〇KWalletで不正なUTF-8を含むシークレットを拒否するよう変更
〇KWindowSystemでXwayland再起動時の処理とウィンドウエクスポートAPIを改善
〇KXMLGUIで修飾キーのみのショートカットに対応
〇Syntax HighlightingでPowerShell、YAML、Bash、Fish、systemd unitなどの定義を更新
〇KCalendarCoreにAndroid向けカレンダープラグインを追加
〇PrisonでITFおよびCodabarバーコードの描画に対応
など。

 「KDE Frameworks 6.28.0」は、KDEのリポジトリからダウンロードできる。ビルドにはQt 6.9.0以降が必要となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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