インストールする
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それでは更新サイトからプラグインをインストールする手順を説明します。今回は、ローカルにある更新サイトからインストールします。
はじめに、Eclipseのメニューから「ヘルプ」-「ソフトウェア更新」-「検索とインストール」を選択します。
表示された「インストール/更新」ウィザードの「フィーチャーの更新」画面で「インストールする新規フィーチャーを検索」を選択し(図15の1)、「次へ」ボタンをクリックします(図15の2)。

図15:インストール/更新のフィーチャーの更新
表示された「インストール」ウィザードの「更新先アクセスサイト」画面の「新規ローカル・サイト」ボタンをクリックします。表示された「フォルダの参照」ダイアログから"examples.hello.site"プロジェクトのディレクトリ(Eclipseをインストールしたディレクトリのworkspace下のexamples.hello.site)を選択し(図16の1)、「OK」ボタンをクリックします(図16の2)。

図16:新規ローカル・サイトの指定
「インストール」ウィザードの「更新先アクセスサイト」画面の「検索を含めるサイト」に選択したディレクトリが追加されます。次に、追加されたディレクトリをチェックし(図17の1)、「次へ」ボタンをクリックします(図17の2)。

図17:検索サイトの選択
「インストール」ウィザードの「検索結果」画面の「インストールするフィーチャーの選択」からインストールするフィーチャー(今回は"examples.hello.feature")をチェックし(図18の1)、「次へ」ボタンをクリックします(図18の2)。

図18:フィーチャーの選択
表示された「インストール」ウィザードの「フィーチャー・ライセンス」画面の「使用条件の条項に同意します」を選択し(図19の1)、「次へ」ボタンをクリックします(図19の2)。

図19:ライセンスの同意
「インストール」ウィザードの「インストール・ロケーション」画面が表示されますが、そのまま「終了」ボタンをクリックします。
表示された「Jarの検査」ダイアログの「インストール」ボタンをクリックするとインストールが開始されます。インストール終了後に、Eclipseを再起動するとメニューとツールバーにボタンが追加されます。またプラグインをアンインストールする場合は、Eclipseのメニューの 「ヘルプ」-「ソフトウェア更新」-「構成の管理」から行うことができます。
まとめ
今回はプラグインの配布とインストールについて、エクスポートによる方法と更新マネージャーを使用する方法について説明しました。
ポイントは、以下のとおりです。
- プラグインの配布とインストールは、エクスポートする方法より更新マネージャーを使用する方法の方が便利
- 更新マネージャーを使用する方法は、プラグインのインストール、アンインストール、更新ができる
- 更新マネージャーを使用してプラグインを配布するには、フィーチャーと更新サイトが必要
次回から2回に渡って、GUIコンポーネント(SWTとJFace)について説明します。