OSのインストール
OSのインストール
バーチャルマシンにゲストOSをインストールする方法には、ローカルマシンの物理CD-ROMドライブをバーチャルマシンの仮想CD-ROMドライ ブに割り当てる、ISOイメージを仮想CD-ROMドライブに割り当てる、仮想マシンにPXEブートを実行させてネットワーク経由でインストールする、と いった方法があります。今回はローカルマシンの物理ドライブを利用してゲストOSをインストールします。
バーチャルマシンを作成したときに、デフォルトで仮想CD-ROMドライブが、ローカルマシンの物理CD-ROMドライブにマッピングされていま す。そのため、ゲストOSをインストールするには、OSのインストールディスクをローカルマシンのドライブにセットします。
なお今回は、TechNet Plus Subscription(注4)で提供されていた「Windows Server "Longhorn" Beta 2(x86)日本語版」を利用しました。続いてバーチャルマシンの電源をオンにして、バーチャルマシンを起動します(図23)。
バーチャルマシンが起動するとLonghorn ServerのインストールCDが読み込まれ、Longhorn Serverのインストーラが起動します(図24)。
インストールを開始したら、プロダクトキーの入力とライセンス条項の同意があり、次にインストールの種類を指定します。今回は新規にインストールす るため、アップグレードではなく「カスタム(詳細)」でインストールします。あとはインストールするドライブを選択すれば、ファイルのコピーが始まります (図25)。
OSの構成
OSのインストールが終わると、無事にLonghorn Serverへログオンします。最初のログイン時に、どのようなネットワークに接続されているのかを指定するよう求められます。今回はVirtual Server内のバーチャルネットワークのみにつながっているため、「プライベートネットワーク」を選択します(図26)。
「Initial Configuration Tasks」では、管理者アカウント名やコンピュータ名の変更、サーバーロールの追加などが行えます。またVMRCのメニューから 「Ctrl+Alt+Deleteキー」を送信して、パスワードの変更をすることもできます。このあとは作成したバーチャルマシンを複製し、複数のノード を効率よく準備していきます。



