Virtual Server 2005 R2で次期Windows Server環境を試す 5

OSのインストール

OSのインストール

   バーチャルマシンにゲストOSをインストールする方法には、ローカルマシンの物理CD-ROMドライブをバーチャルマシンの仮想CD-ROMドライ ブに割り当てる、ISOイメージを仮想CD-ROMドライブに割り当てる、仮想マシンにPXEブートを実行させてネットワーク経由でインストールする、と いった方法があります。今回はローカルマシンの物理ドライブを利用してゲストOSをインストールします。

   バーチャルマシンを作成したときに、デフォルトで仮想CD-ROMドライブが、ローカルマシンの物理CD-ROMドライブにマッピングされていま す。そのため、ゲストOSをインストールするには、OSのインストールディスクをローカルマシンのドライブにセットします。

   なお今回は、TechNet Plus Subscription(注4)で提供されていた「Windows Server "Longhorn" Beta 2(x86)日本語版」を利用しました。続いてバーチャルマシンの電源をオンにして、バーチャルマシンを起動します(図23)。


※注4: http://www.microsoft.com/japan/technet/subscription/※対象ページ閉鎖

電源をオンにする
図23:電源をオンにする
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   バーチャルマシンが起動するとLonghorn ServerのインストールCDが読み込まれ、Longhorn Serverのインストーラが起動します(図24)。



Vistaのインストーラが起動
図24:Vistaのインストーラが起動
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   インストールを開始したら、プロダクトキーの入力とライセンス条項の同意があり、次にインストールの種類を指定します。今回は新規にインストールす るため、アップグレードではなく「カスタム(詳細)」でインストールします。あとはインストールするドライブを選択すれば、ファイルのコピーが始まります (図25)。



Vistaのインストール
図25:Vistaのインストール
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OSの構成


   OSのインストールが終わると、無事にLonghorn Serverへログオンします。最初のログイン時に、どのようなネットワークに接続されているのかを指定するよう求められます。今回はVirtual Server内のバーチャルネットワークのみにつながっているため、「プライベートネットワーク」を選択します(図26)。


Vistaのネットワーク設定
図26:Vistaのネットワーク設定
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   「Initial Configuration Tasks」では、管理者アカウント名やコンピュータ名の変更、サーバーロールの追加などが行えます。またVMRCのメニューから 「Ctrl+Alt+Deleteキー」を送信して、パスワードの変更をすることもできます。このあとは作成したバーチャルマシンを複製し、複数のノード を効率よく準備していきます。

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