Virtual Server 2005 R2で次期Windows Server環境を試す 6

インスタンスのコピー

インスタンスのコピー

   Sysprepを使ってシステムを準備しシャットダウンしたら、バーチャルマシンインスタンスを複製するためWeb管理コンソールからバーチャルハードディスクのコピーを作成します。

   今回は効率のよい差分ディスクを使ってインスタンスをコピーします。それにはWeb管理コンソールで「バーチャルディスク」-「作成」-「差分バー チャルハードディスク」(図28)を選び、「既知のバーチャルハードディスク」としてこれまで利用していた.vhdファイルを、そして差分ディスクとなる ファイルパスを指定して作成をクリックすると、差分ディスクが作成されます(図29)。


差分ディスクとしてコピー
図28:差分ディスクとしてコピー

差分ディスクを作成
図29:差分ディスクを作成
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   そして「バーチャルマシンの構成」からバーチャルハードディスクの設定を変更し(図30)、新しく作成した差分ディスクに割り当てを変更すれば、次回起動時から差分ディスクを使用してバーチャルマシンが動作します



バーチャルハードディスクの割り当てを変更
図30:バーチャルハードディスクの割り当てを変更
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バーチャルマシン追加機能

   バーチャルマシンが複製できたら、ここでバーチャルマシン追加機能をインストールします。バーチャルマシン追加機能をインストールすることで、ゲストOSのパフォーマンス改善やVMRCでのシームレスなマウスカーソル移動などができるようになります。

   バーチャルマシン追加機能のインストールは、バーチャルマシンの構成ページから「バーチャルマシン追加機能をインストール」リンクをクリックして実行します(図31)。


バーチャルマシン追加機能をインストール
図31:バーチャルマシン追加機能をインストール
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   ここでインストールを指定すると、自動的にバーチャルマシンの仮想CD-ROMにISOイメージが割り当てられ、オートランによってインストーラが起動されます。インストールが終了し再起動を行えば、バーチャルマシン追加機能のインストールは終了です。

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