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飲食店のインバウンド対応の決定打となるか?PaperBeaconを活用した飲食店向けオーダーシステム「Putmenu」登場

2015年11月11日(水)
ReadWrite Japan

飲食×ITは更に加速する

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Putmenuは、ボクシーズ株式会社と共同で飲食店向けオーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」の販売を日本で開始することを発表した。

スマートフォンに飲食店のメニューを掲載し、混んでいる店でも席に座ったらすぐに注文できたり、訪日客が自分のスマートフォンで自国の言語で注文すると日本語でテーブルNoとオーダーをセットして厨房のプリンターに直接出力できるシステムとなる。技術的な特徴はPaperBeacon(ペーパービーコン)を導入していることが挙げられる。

PaperBeacon(ペーパービーコン)とは?

帝人株式会社、東京大学発のベンチャー企業の株式会社セルクロスと共同で開発。厚さは1.5mm程度のシート型のビーコン。テーブル単位などでの位置の特定が可能となり、一般的なビーコンは、空間に電波が広がるため、場所を特定してサービスを行うことは困難だが、 PaperBeaconは表面数cm上に強い電波を発するため、細かい位置の特定をすることができる。

引用:http://tagcast.jp/paperbeacon/

実際の飲食店で「Putmenu」使うとどうなるのか?

▶テーブルに置かれたPaperBeaconに、スマートフォンを置くと・・・001

▶その店のメニュー画面が起動し、注文ができる002

▶注文メニューの合計はカート内で確認できる003

▶PaperBeaconに置いていないとき(席についていないとき)は注文ができない004

▶注文したメニューは即時で厨房へ共有005

▶自席で会計ボタンを押し、レジで会計を済ませる006引用: https://www.youtube.com/watch?v=PZOP0wQmzeE&feature=youtu.be

対応言語は、英語・日本語・中国語に対応しており、11月中に韓国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・タイ語・カンボジア語・ベトナム語にも対応し、計10言語になる予定。また多言語に対応しており、各言語の対応が完了次第、各国で利用できる仕組みとなる。また、メニュー名やメニューの説明も自動的に全言語に翻訳される。

導入時の利用料金は初期費用19.5万円(税別)、月額費用2.4万円(税別)。現在、半年間17万円(税別)のお試しプランも提供。専用タブレットと専用プリンター、PaperBeacon5枚のレンタル費用を含む。今後1年間で国内1,000店舗の導入を計画し、2016年には世界各国での展開を予定。

ReadWrite Japan編集部
[原文]

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