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デスクトップ仮想化最新技術XenDesktop 4 FP1/XenClient

2010年6月1日(火)
北瀬 公彦

HDXテクノロジ

ユーザーの生産性を損なうことなく従来のPCと同じかそれ以上のユーザー・エクスペリエンスを提供できるかどうかは、デスクトップ仮想化を採用する際に考慮すべきもう1つの重要なポイントです。Citrix HDXは、デスクトップ仮想化ソリューションにおいて高品位なユーザー・エクスペリエンスを実現するためのテクノロジ群です。

HDX MediaStream

仮想デスクトップでFlashやWindows Media Fileなどのマルチメディア・コンテンツを再生する際に、動画コンテンツをローカルPCに送信して、ローカルPCで再生するテクノロジで、仮想デスクトップでのマルチメディア・コンテンツの再生パフォーマンスを高速化できます。

HDX RealTime

CD並みの音声を仮想デスクトップで再生するためのテクノロジです。また、SkypeやWebcamデバイスなどを使用した双方向コミュニケーションを仮想デスクトップ内でサポートするためにも使用されます。

HDX 3D

高解像度グラフィックス・アプリケーションなどを仮想デスクトップ内でサポートするためのテクノロジです。2次元画像から先進的な3次元アプリケーション(3D CADなど)までのすべてのパフォーマンスを最適化します。

ブレードPC型のモデルとの併用で、XenDesktopの追加プラグイン(HDX3D for Professional Graphics)を採用すれば、さらに高解像度なグラフィックス・アプリケーションを、ローカルのワークステーションで使用していたのと同じようにスムーズに動作させられます。このプラグインはこちらからダウンロード可能です(MyCitrixアカウントが必要)。

HDX Plug-n-Play

USBデバイス、マルチモニター、プリンタや周辺機器など、ローカルPCに接続しているデバイスに、仮想デスクトップから接続することが可能なテクノロジです。

HDX Broadcast

遅延が頻ぱんに起こりやすい低帯域な環境を含むあらゆるネットワーク上において、ICAプロトコル(画面転送プロトコル)により、仮想デスクトップを高速に提供できます。

デスクトップ仮想化を考慮する際に最も重要な点が、この使用帯域量です。ICAプロトコルでは、メールやOffice Wordのようなアプリケーションであれば、平均20~30kbps程度しか帯域を使用しません。また、自動的に画面転送量を調整することで、遅延による影響をあまり受けないという特徴を持ちます。

図7: HDXテクノロジ

HDX IntelliCache

低帯域な環境では、Citrix Branch Repeaterにより、帯域消費型のデータや画像をキャッシュし、ICAプロトコルも最適化し、仮想デスクトップを高速に提供します。例えば、NASA(航空宇宙局)では、国際宇宙ステーションから慣れ親しんだデスクトップを使用するために、このBranch RepeaterとXenDesktopの技術を使用しています。

ライセンス

デスクトップ仮想化では、VECDと呼ばれるライセンスが必要になります。これはデスクトップ仮想化環境でのWindowsクライアント利用権です。さらに、VECDには、下記の2種類が存在します。

VECD for SA
リッチ・クライアントで、OSのローカル利用とサーバー上で動作するOSへのリモート・アクセスを組み合わせて利用する場合
VECD
シンクライアントから、サーバー上で動作するOSへのリモート・アクセスのみ利用する場合

注: 2010年7月1日から、Windows Client Software Assurance(SA)には、従来 VECD for SA で認められていたリモート・アクセスの権利が含まれるようにライセンスが変更される予定です。 シンクライアントのみ利用する場合には、VECDの代わりに新しいWindows Virtual Desktop Access(VDA)ライセンスを1台あたり年間単位で購入できるようになります。

Microsoftのデスクトップ仮想化、Microsoft VDIを使用する場合にもVECDは必須ですが、そのほかに下記いずれかのライセンス・スイートを推奨します。

VDI Standard Suite
デスクトップ仮想化環境を構築するために必要な基本的な管理製品群のライセンス
VDI Premium Suite
上記のライセンスに加えて、App-Vなどのアプリケーション仮想化機能を制限なく使用できるライセンス

Citrixのデスクトップ仮想化、Citrix XenDesktopを使用する場合には、VECDに加えて、下記の4つのいずれかのライセンスが必要です。

Express Edition(無償)
10ユーザー・デバイスまで無償
VDI Edition
デスクトップ仮想化環境を構築するために必要な基本的な製品群のライセンス
Enterprise Edition
上記のライセンスに加えて、XenAppなどのアプリケーション仮想化製品群も含まれるライセンス
Platinum Edition
上記のライセンスに加えて、シングル・サインオン、パフォーマンス監視管理、セッションのレコーディング、詳細なアクセス制御などの製品群も含まれるライセンス

さて、いかがでしたでしょうか。Citrixのデスクトップ仮想化ソリューションCitrix XenDesktopを理解できたでしょうか。XenDesktopは評価版もありますし、簡単にXenDesktopを構築するためのステップ・バイ・ステップ・ガイドも用意していますので、下記ダウンロード・リンクより入手して一度試していただければと思います。

次回は「デスクトップ仮想化を支える技術」を取り上げたいと思います。

CloudStack Day Japan 2014実行委員

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