実践!Kinect応用プログラミング 14

Windows Phoneで自宅の様子をリモート監視するKinectプログラムを作ってみる

今回紹介するサンプルは、前回と同じCoding4Fun Kinect Serviceを使ったサンプルの紹介です。Coding4Fun Kinect Serviceを下記のURLよりダウンロードしてください。→ Coding4Fun Kinect Service以下、前回と重複しますが、確認の意味で

薬師寺 国安

2012年10月15日 20:00

今回紹介するサンプルは、前回と同じCoding4Fun Kinect Serviceを使ったサンプルの紹介です。Coding4Fun Kinect Serviceを下記のURLよりダウンロードしてください。
Coding4Fun Kinect Service

以下、前回と重複しますが、確認の意味で再度説明しておきます。

ダウンロードしたkinectservice.zipを適当なフォルダに解凍し、KinectService\Samplesフォルダの中を見ると、図1のようにClientsとHostsという2つフォルダが作成されています。

図1:ClientsとHostsという2つフォルダが作成されている(クリックで拡大)

図1からHostsをダブルクリックして中を見ると、図2のようにConsoleHostとWindowsServiceという2つのフォルダがあります。

図2:ConsoleHostとWindowsServiceという2つのフォルダがある(クリックで拡大)

ConsoleHostフォルダ内のCoding4Fun.Kinect.KinectService.ConsoleHost.exe(図3)が、サンプルの配信用アプリケーションです。このアプリケーションをKinectが接続されているPC上で実行すると、IPアドレスが表示されます(図4)。もし、ファイアウォールの解除画面が出た場合は、許可してください。

図3:サンプルの配信用アプリケーションのCoding4Fun.Kinect.KinectService.ConsoleHost.exe(クリックで拡大)
図4:IPアドレスが表示されている(クリックで拡大)

これで、ホスト(配信側)の準備ができました。これ以後Windows Phoneをクライアントにした処理を書いていきます。実行画面は図5と動画を参照してください。

先にCoding4Fun.Kinect.KinectService.ConsoleHost.exeを実行して図4の画面を表示した後、Windows Phoneのデバッグを開始し、Address入力欄に図4の赤枠で囲まれているIPアドレスを入力して[OK]ボタンをクリックします。その後、Kinectセンサーから1mほど離れて、Kinectセンサーの視界に入ったり、視界から外れたりしてお試しください。動作確認は今回もWindows Phoneのエミュレーターのみで行っています。

Windows Phone実機での動作がもっとスムーズに行われれば、職場や、外出先など、どこにいても自分の部屋の様子がチェックでき、防犯上も非常に有益なシステムなのではないか、と思います。

図5:人物がKinectセンサーの視界に入ると時間のカウントが開始される(クリックで拡大)

サンプル一式は、会員限定特典としてダウンロードできます。記事末尾をご確認ください。

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