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レッドハットがコンテナ新製品や戦略を説明、UberエンジニアがPostgreSQLにダメ出し? ほか

2016年8月12日(金)
吉田 行男
レッドハットは4日、コンテナ関連の一連の新製品や新サービスの発表とコンテナ戦略について報道関係者向けに説明しました。

こんにちは、日立ソリューションズの吉田です。

最近、話題の「コンテナ」に関する戦略説明会をレッドハットが報道関係者向けに開催しました。この説明会でもそうだったように「コンテナ」は「DevOps」と一緒に語られることが多くなってきました。これからは、「コンテナ」をどのように活用していくかが企業のシステム構築時の大きなポイントとなりそうです。

今週もOSSに関する注目すべきトピックをとりあげましたので、ゆっくりとご覧下さい。

「コンテナはデプロイと運用を再発明する」、レッドハットがコンテナ戦略を説明

レッドハットは4日、コンテナ関連の一連の新製品や新サービスを発表するとともに、コンテナ戦略について報道関係者に向けて説明しました。6月末に米国で発表された新製品や新サービスの日本での発表で、OpenShift製品のリブランドとOpenShift対応のコンテナアプリを開発するISV認定制度やDevOps導入を考える企業に向けてのコンサルティングサービスについてです。この中で、アプリケーションをコンテナ化する価値として、アプリのデプロイと運用に統一手法がとれ、シンプルにできることを挙げました。最近ではApacheやNginx、MySQLなどのほか、Red HatのJBossミドルウェア各製品や日立製作所のJustware、クラウドのATOMS QUBEなどの製品もコンテナとして提供されています。

(参照記事:http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1013903.html

「LibreOffice 5.2」リリース、書類分類やフォーキャストなどの新機能を搭載

ドイツの非営利団体The Document Foundationは3日、オープンソースのオフィススイート「LibreOffice 5.2」(fresh)を発表しました。重要度に合わせて書類を分類できるようになったほか、新しい描画ツールも加わりました。LibreOffice 5.2では、TSCP標準に基づいたドキュメント分類機能が加わりました。「機密」などの分類をXML形式で保存するもので、そのドキュメントの重要度がわかるようになります。また、新しい描画ツールとしてグラフの塗りつぶしやポリゴンなどが加わりました。LibreOffice 5.2はGNU/Linux、Mac OS X、Windowsに対応しており、プロジェクトでは、2011年1月に公開以来、ダウンロード数は1億4,000万回に達していると報告しています。

(参照記事:https://osdn.jp/magazine/16/08/04/154500

UberエンジニアがブログでPostgreSQLにダメ出し、PostgreSQLコミッター石井達夫氏に反論を聞く

7月27日に、Uberのエンジニアリングチームが公開している技術ブログ「Uber Engineering Blog」に"問題作"とも言えるエントリーが投稿されました。「なぜUberエンジニアリングはPostgreSQLからMySQLに移行したのか」というタイトルで、UberがDBMSをPostgreSQLからMySQLに移行した理由について詳細に書かれています。この投稿の内容を理解するとともに、PostgreSQLコミッターの1人であるSRA OSS, Inc. 日本支社 取締役支社長 石井達夫氏のコメントを紹介しながら、問題点を指摘している記事です。

(参照記事:http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/it_cutting_edge/0007

Mozilla、オープンソース助成の「MOSS」で第2四半期に58万ドルを投資へ。PyPyなどが選ばれる

米国Mozilla財団は4日、オープンソースを支援する「Mozilla Open Source Support(MOSS)」の下で2016年第2四半期(4月~6月期)に9種類のフリー/オープンソースプロジェクトへ支援を行ったことを発表しました。支援金の合計は58万5,000ドルに上ります。MOSSはMozillaが2015年秋に発表した活動で、オープンソースプロジェクトに助成金として合計350万ドルを付与するもので、トラック別に優れたオープンソースプロジェクトを選びます。Mozillaが関連する「恩返し」と全体の貢献につながる「応援」の2つの要素を持っています。

(参照記事:https://osdn.jp/magazine/16/08/05/213000

島根富士通で初のタブレット組み立て教室~31組の親子が参加し、Rubyプログラミングも学ぶ

富士通および島根富士通は6日、島根県出雲市の島根富士通において、小中学生の親子を対象にした「第11回富士通パソコン組み立て教室」を開催しました。島根富士通はノートPCやタブレットなどを生産しており、メインボード製造から組み立て、出荷試験までの一貫生産体制を敷いています。今回は初めてタブレットの組み立てに挑戦し、さらに島根県で生まれたソフトウェア言語「Ruby」を使用したプログラミング学習も行われました。当日は31組の親子が参加しました。学年は小学校5年生から中学校3年生まで、また島根県内のみならず、福岡や大阪などの他の府県からも参加していました。

(参照記事:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1014383.html

編集後記

現在行われているリオオリンピックでは、開始早々から日本選手が活躍しています。設備面ではいろいろと問題があるようですが、そんなことにも負けずに各国の選手がしのぎを削っています。
また、日本でも甲子園球場で炎天下の中、高校球児が熱戦を繰り広げています。これまでの努力が成果となって現れることを祈りながら、TV観戦の日々を過ごしています。
なお、来週は夏休みをいただきますので、『週刊OSSウォッチ』はお休みとさせていただきます。

株式会社日立ソリューションズ
2000年頃より、Linuxビジネスの企画を始め、その後、オープンソース全体の盛り上がりにより、Linuxだけではなく、オープンソース全般の活用を目指したビジネスを推進している。
現在の関心領域は、OpenStackを始めとするクラウド基盤、ビッグデータの処理基盤であるHadoop周辺及びエンタープライズでのオープンソースの活用方法など。
 
株式会社日立ソリューションズ 技術開発本部
オープンソース技術開発センタ 主管技師

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