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| 評価手順の概要 | ||||||||||||||||||||
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ここでは、評価作業の流れを説明する。また、メンテナンスが停止したSAP DB版をいかにしてMaxDBに対応させたかについても解説する。大まかな流れは以下のようになる。
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| システム環境の設定 | ||||||||||||||||||||
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MaxDBについては標準でパッケージされていないため、サーバ関連のパッケージ選択に神経質になる必要は無い。ただし、libstdc++ 6.2.2が必要となるため、Red Hatではレガシー互換パッケージが必須となる。また、統計情報収集のため、sysstatも必要となる。 |
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| MaxDBのインストール | ||||||||||||||||||||
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tarballをダウンロードし、展開する。作成されたディレクトリに移動し、「SDBINST」コマンドを入力すると、MaxDBパッケージ一覧が表示される。「10 ALL」を選択するとインストールが開始される。途中、サーバ用ユーザ情報並びにインストールディレクトリの問い合わせがあるので、適宜入力する。最後に「success」メッセージが表示されればインストールは完了となる。 |
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| DBT-1のインストール | ||||||||||||||||||||
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tarballをダウンロード後、展開する。作成されたディレクトリに移動し、下記コマンドを実行すればインストールが完了する。
> ./configure --without-postgresl --with-maxdb
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| データ生成 | ||||||||||||||||||||
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データを生成するために下記コマンドを実行する。
> datagen -d SAPDB -i 10000 -u 1000 -p /home/sapdb/dbt1-v2.1/data -T i -T c -T a -T d -T o
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データベースを作成するために下記コマンドを実行する。
> builddb.sh
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| ユーザ環境の設定 | ||||||||||||||||||||
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実行ユーザを作成する。また、sshを使用するため、キーを作成する。DBの統計情報にはroot権限が必要なものがあるため、パスワード無しで実行できるよう"/etc/sudoers"に登録する。そのほか、MaxDB実行モジュール並びにライブラリへのパスを追加すること、スクリプト内で使用するDB名のための環境変数"SID1"を定義する必要がある。 |
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| ベンチマーク測定の実施 | ||||||||||||||||||||
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まずMaxDBのサーバを起動する。
> x_server start
次に下記コマンドでDBを利用可能にする。
> dbmcli -d DBT1 -u dbm,dbm db_online
そしてDBT-1の起動パラメータを編集する。
> vi dbt1.config
最後に、DBT-1を実行する。
> run_dbt1.sh 結果保存ディレクトリ
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