|
||||||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 | ||||||||||||||||
| ITシステム価値 | ||||||||||||||||
|
「システム構築維持力」として、IT健全性の向上にために表7の項目などの度合いを評価する。
表7:IT健全性の向上にために度合いを評価する項目
IT健全性は、情報システム化を業務やITインフラをシステムとして把握・設計・運用し、システムの価値を生むために仕組み作りの能力・習熟度(CMM)を高めることによって達成できる。 |
||||||||||||||||
| 財務価値からの評価 | ||||||||||||||||
|
財務価値からの評価は「財務価値」として、BSCの投資(株主)の視点から「投資評価」として判断する。投資は、営業利益見合いで行い、キャッショフローを考慮し、EVA(Economic Value Added:経済的付加価値)の概念を利用し、IT投資によるEVA改善度合いで評価する。 |
||||||||||||||||
| 顧客価値からの評価 | ||||||||||||||||
|
顧客価値からの評価は「顧客価値」として、BSCの顧客の視点から「収益効果」として判断する。 収益効果は顧客取引額・顧客忠誠度合・顧客密着度合などの全顧客間におけるABC分析(重要度分析)により評価し、IT投資による全顧客の満足度の改善度合いで評価する。 |
||||||||||||||||
| パートナー価値からの評価 | ||||||||||||||||
|
パートナー価値からの評価は「パートナー価値」として、BSCの顧客の視点から「収益効果」として判断する。 収益効果は、パートナー取引額・シナジー度合・パートナー密着度合などの全パートナー間におけるABC分析(重要度分析)により評価し、IT投資による全パートナーの満足度の改善度合いを評価する。 |
||||||||||||||||
| ビジネスプロセス価値からの評価 | ||||||||||||||||
|
ビジネスプロセス価値からの評価は「ビジネスプロセス価値」として、BSCの内部業務プロセスの視点から「コスト効果」として判断する。 コスト効果は、業務プロセスの活動のムダの排除を中心とした管理方法:ABM(Activity Based Management:活動基準管理)によりコストドライバーによる活動分析を通じた業務の合理化上で、IT投資によるコスト削減の寄与度合で評価する。 |
||||||||||||||||
| 人材スキル価値からの評価 | ||||||||||||||||
|
人材スキル価値からの評価は「人材スキル価値」として、BSCの学習と成長の視点から「成熟効果」として判断する。 成熟効果は継続的革新力・スキル向上・スキル管理などの維持向上に、IT投資が寄与する度合いで評価する。 これらの各視点からの評価を参照し、全体最適化を進めるためには、各視点間のバランスを確保する必要があり、TOC(Theory of Constraint)などを参照し、時間的な成長曲線上で総合的に情報システムの価値評価を行うことが必要となる。 |
||||||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 |
||||||||||||||||
|
「JUASマニュアル紹介」 JUASでは、情報システムユーザーとしての立場からの産業情報化の推進を目的に、様々なテーマや立場に応じた活動(委員会、研究会、研究プロジェクト)を行っており、その活動成果を報告書、マニュアルとして販売しております。JUAS報告書・マニュアルの詳細は、下記URLをご参照ください。 ご購入はコチラ http://www.juas.or.jp/product/ |
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||

