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| 情報システム部門のアクティビティ指標 | ||||||||||||||||
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情報システム部門のITガバナンスを追求する中で情報システム部門自体の活動(アクティビティ)および成果をを評価する指標を持ち、継続的な情報システム部門の業務改革を行う必要がある。表2のそれぞれの視点から情報システム部門のアクティビティ指標は検討する必要がある。
表2:情報システム部門アクティビティ指標表 そして、表2をさらに情報システム部門の管理指標として設定することが望まれる(図3)。 図3の指標は経営者/事業責任者やエンドユーザ(利用者)の示すITガバナンス上のITコストマネジメントについての評価である。 表3に必要な指標が反映されて、IT投資/ITコストマネジネトとの連携で情報システム部門のアクティビティや成果が評価される仕組みを作ることが重要である。
表3:経営者/事業責任者やエンドユーザ(利用者)の示すITガバナンス上のITコストマネジメントについての評価
一般的に情報システム部門のアクティビティは企業内の他の部門から見ると、不透明であるとの評価を受けやすいので、説明しやすい指標で明快な説明責任を果たさない限りは情報システムの存在価値を評価してもらうことは困難であろう。 |
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| おわりに | ||||||||||||||||
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約2年間に渡り、欧米先進国のITガバナンス/IT投資/ITコストマネジネトを調査研究してきたが、各企業の情報戦略の機密事項でもあり、報告書にはのマクロな分析として評価して取りまとめることしかできない状況である。 具体的な数字によるIT投資/ITコスト/ITベネフィット/IT健全性/IT満足度などの指標を作ることが、各企業にとり重要であるが、ここでは、それぞれの評価視点を企業情報システムのシステムライフを通じて体系的に分析整理しまとめあげた。 このため、今後は各企業の企業秘密に属するデータの機密管理を行い、そのデータを公表してもさしつかいない客観的なデータに変換するルールを作り、ベンチマーキングを行う仕組みを構築することが必要である。またこれらの指標の具体化と利用を促進し、ユーザ企業間での更なる情報化を促進する上で必要な価値観、評価基準などを作り込むことが必要である。 |
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