コミュニティ重視のSunの基本指針 〜 インタビュー (3/3)

2006 JavaOne Conference
2006 JavaOne Conferenceレポート
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コミュニティ重視のSunの基本指針 〜 インタビュー
会場:サンフランシスコ Moscone Center
記者:ThinkIT編集局   2006/5/24

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最後に、JCP Program議長であるOnno Kluyt氏より話を伺った。

Onno Kluyt氏
Onno Kluyt氏

東京でJCPのExecutive Committeeが開かれた際に来日し、JCPとEclipseとの間の協調についてコメントした。

— JPC(Java Community Processing)とは?

Onno Kluyt氏(以下Kluyt氏):1998年にスタートし、Java技術仕様の開発と改訂、リファレンスインプリメンテーション、統合テストをするための参加プロセスです。JCPは国際的なJava開発コミュニティの協力によって育まれています。

— JCPに参加する方法を教えてください

Kluyt氏:組織または個人はJava Specication Agreement(JSPA)に同意しなければなりません。JSPAは企業・組織・個人、そしてSunはJCPにおいてJavaテクノロジー仕様の開発に参加する義務と権利を得ることを開始できる合意です。

このことはWebサイト(注1)に記載してありますので、見てみてください。


— JPCには企業と個人の参加者がいますが、比率を教えてください

Kluyt氏氏:個人のメンバーが60%を占めており、1,000以上の個人と企業が参加しており、BEA、JBoss、富士通など多くの企業が参加しています。

— JCPに参加するのに金額は発生しますか?

Kluyt氏:JSPAの管理維持のため、「一般企業については5,000$/年」「教育機関・政府機関・非営利団体については2,000$/年」かかりますが、「個人やJavaライセンス付与企業は無料」となっています。

JCPとその他プログラムの運用は管理Program Management Office(PMO)によって管理されています。

— 最後に日本の方にメッセージをお願いします。

Kluyt氏:JCPはJavaのテクノロジーを発展させるために必要なものであり、あなたのビジネスの後押しになります。多くの日本の企業と個人がJPCに参加することを切に願っています。


(ThinkIT編集局:石黒大介)

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記事一覧
2006 JavaOne Conferenceレポート
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