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最新Eclipse 3.1によるEclipse再入門
第5回:FindBugsプラグイン
著者:
DTS 木村 真幸(KIMURA, Masayuki)
2006/02/27
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ホバー表示のJavadocを日本語化したい
エディターでクラスの上にマウスカーソルを持っていくと、英語でJavadocが表示されます(図8)。
図8:英語のJavadocをホバー表示
英語で表示される原因は、EclipseがJDK付属のJavaソースからJavaDocコメントを取得して表示しているためです。ホバー表示されるJavadocを日本語化するためには、Javaソースと日本語APIをマージするMergeDocというツールが必要になります。
事前準備
まず、MergeDocを入手します。
http://sourceforge.jp/projects/mergedoc
から「mergedoc.zip」をダウンロードします(ここでは、バージョン2.1.1をダウンロードします)。
続いて、日本語化されたJavadocを入手します。
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/download.html
から「jdk-1_5_0-doc-ja.zip」を入手します。
日本語化したソースアーカイブの作成
mergedoc.zipを適当なディレクトリに展開します。jarファイルにJRE/JDK 5.0以上のjavawを関連付けている場合は、mergedoc.jarをダブルクリックすることで起動します。
jarファイルに関連付けを行っていない場合は、コマンドプロンプトを立ち上げて図9のように入力してください。
jarファイルとjavawの関連付け
C:\>"C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_05\jre\bin\javaw.exe" -server -jar "%1" %*
これで、mergedoc.jarをダブルクリックするとMergedocが起動します(図9)。
図9:MergeDoc起動画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
起動した画面で必要な項目を入力します。設定が必要な項目の説明は表1の通りです。設定が終わったら「実行」をクリックします。
設定項目
説明
備考
API ドキュメントディレクトリ
日本語APIドキュメントの場所
package-listファイルがあるディレクトリを選択
入力ソースアーカイブファイル
マージ元の入力ソース名
Javaソースコードのアーカイブファイル
出力ソースアーカイブファイル
マージ後の出力ソース名
Javadoc部分が日本語化されるアーカイブファイル
表1:設定入力項目の説明
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著者プロフィール
株式会社DTS システム開発本部 産業事業部
木村 真幸(KIMURA, Masayuki)
開発プロセス、Strutsベースのフレームワーク開発担当。プロジェクトの技術支援やセミナー講師も行う。多忙な毎日で子供には「たまに来る優しいおじさん」と思われている。
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第5回:FindBugsプラグイン
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