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| 欧米諸国のIT投資/ITコストマネジメントの実態 | ||||||||||||||||
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ここで、欧米諸国のIT投資/ITコストマネジメントの実態を項目に分けて説明したい。 |
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| IT費用 | ||||||||||||||||
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アングロサクソン系の英米では、IT投資とIT運用コストを分離させて別々に管理しているが、フランス/ドイツではIT投資とIT運用コストの総計で管理する傾向が強く、日本企業と同様の管理をしている。 |
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| IT投資 | ||||||||||||||||
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アングロサクソン系の英米ではビジネスユニットがIT投資を予算化を進めているケースが多いが、フランス・ドイツではIT投資を実務的な業務のIT化やビジネスバリュー追求のために企業として予算化して進める傾向が強い。日本企業では企業方針に基づき予算化する場合と、事業部などの責任でIT投資をする両方式が併存している。 |
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| ITコスト管理 | ||||||||||||||||
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米国では電話系/オフィス事務機器系の費用をITコストに含む。また、情報システムの企画/設計開発/運用・操作などに関連する社内人件費をすべて含んだ方法でITコストを集計して管理している。このため、情報システムに関連する人件費の管理が情報システム部長の大きな役割となっている。 欧州においては、ITコスト管理の対象範囲は日本と似ているが、ソフトウェアの償却を迅速に行う方法で陳腐化が激しいソフトウェアへの対応を進め、企業体質の強化を進めている。 近年、日本の情報化投資にも社内人件費をITコストに含んだ統計値が発表されるようになりつつあるが、各社の対応は様々であり、統計上にはアンバランスな値が存在していると考えたほうがよい。 ブロードバンド時代に入りIP電話を含むネットワークが普及すると、米国と同様に電話系、オフィス事務機器系をITコストに含んで管理する必要が生じる(表4参照)。
※注:欧米企業と日本企業の間でのITコスト集計範囲情報の差異
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