負荷分散環境の耐障害性確認
負荷分散環境の耐障害性確認
負荷が分散されることは確認できたと思います。次に擬似的なノード障害を発生させて耐障害性について確認します。
擬似的な障害はXen管理OSからコマンドを実行するだけです。「xm shutdown」コマンドにてwww2とwww5にノード障害を起こします。
疑似的にノード障害を起こす
# xm shutdown www2 | |||||
# xm shutdown www5 | |||||
# xm list | |||||
Name | ID | Mem(MiB) | VCPUs | State | Time(s) |
Domain-0 | 0 | 128 | 1 | r----- | 368.7 |
www1 | 21 | 128 | 1 | ------ | 23.2 |
www3 | 23 | 128 | 1 | -b---- | 19.4 |
www4 | 24 | 128 | 1 | ------ | 23.0 |
再度、penstatsで確認してみるとwww2とwww5のステータスが異常値になっていることがわかります。
負荷分散環境の障害復旧確認
実際に擬似的にノード障害を実際に起こしてみて、耐障害性を確認することができました。次に障害ノードが回復した場合、クラスタリングメンバーに参加できるかどうかを確認します。
障害ノードの回復もXen管理OSからコマンドを実行するだけです。「xm create」コマンドにてwww2を回復させます。
障害ノードを回復する
# xm create /opt/xen/www/www2/centos4.conf
Using config file "/opt/xen/www/www2/centos4.conf".
Started domain www2
再度、penstatsで確認してみるとwww2のステータスが0に戻っていることがわかります(図5)。
まとめ
負荷分散環境のテストにもXenを利用できることが理解できたかと思います。仮想化技術のメリットは、テスト環境を構築するのが容易にすることだけではありません。障害テストの際にサーバルームまで行って電源ボタンを押さなくてもよくなります。
本連載は全3回に渡って仮想化技術の活用方法を説明してきました。仮想化技術の活用方法は使う人の数だけ存在します。新たな活用方法を思いついた方はそれを広めましょう。巡り巡ってきっとあなたの役に立つはずです。
あと、2006年の3月に仮想化技術を推進するグループ「仮想化友の会」を発足しました。仮想化技術について熱く語り合いたい人にオススメです。ご参加お待ちしています。


