実践!仮想化技術「Xen」の活用方法 3

ロードバランサを動かす

ロードバランサを動かす

   先の起動スクリプトを書いてしまえば、あとは実行するだけです。実行後は「netstat」コマンドでポートが開かれていることを確認します。


Penの起動と動作確認


# pen-init.sh
# netstat -ln -t
Active Internet connections (only servers)
Proto  Recv-Q  Send-Q  Local Address  Foreign Address  State
tcp 0 0  127.0.0.1:10080  0.0.0.0:* LISTEN
tcp 0 0  0.0.0.0:80  0.0.0.0:* LISTEN
tcp 0 0  0.0.0.0:1080  0.0.0.0:* LISTEN
tcp 0 0  127.0.0.1:25  0.0.0.0:* LISTEN
tcp 0 0  0.0.0.0:22  0.0.0.0:* LISTEN

負荷分散環境の動作確認

   まずはWebブラウザで「http://www.example.xen/who_are_you.html?」というURLにアクセスしてみます(図2)。なお筆者の環境は、hostsファイルで名前解決させています。「第2回:クラスタリングサーバも怖くない」 で説明したシェルスクリプト「setting_www_servers.sh」の中で、各サーバのDocumentRoot(/var/www /html)に「who_are_you.html」というコンテンツを作成してあります。コンテンツの内容は、ホスト名とIPアドレス、メッセージが表 示されているシンプルなものです。


テスト用コンテンツ「who_are_you.html」
図2:テスト用コンテンツ「who_are_you.html」
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

この記事をシェアしてください

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る