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| Xenのインストール(Domain-0編) | ||||||||||
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これまで本連載では、仮想マシンやサーバ仮想化についてXenを例に解説してきました。第3回の今回は実際に自宅で試せる仮想サーバインフラ「Xen」のインストール手順を解説します。 今回はXenの導入から、実際にDomain-0(管理OS)が稼働するまでの手順を説明します。Xenのインストール自体は非常に簡単で、RPMパッケージを1つ導入するだけで完了してしまいます。 なお、作業はすべて特権ユーザ「root」にて行います。 |
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| Domain-0(管理OS)の準備 | ||||||||||
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Xen環境には、Xenを管理するためのOS「Domain-0」が1つ必要です。XenではこのDomain-0がシステム全体のディスク管理やネットワーク管理を行います。 Domain-0はホストOSではなく、ドメイン番号0で動作する管理OSです。Domain-0はゲストOSであるDomain-Uと同じレイヤーで動作します。 今回、Domain-0にはFedora Core 4を用います。このFedora Core 4には、X11やGNOMEは必要ありません。必要あれば導入してもかまいませんが最小構成で結構です。 ただし表1のパッケージは必須なのでインストールされていない場合は、パッケージ管理ツールyumでパッケージを追加します(コマンド1参照)。
表1:必須パッケージ
コマンド1:パッケージの導入
# yum -y install bridge-utils python-twisted
また、TLS(Thread Local Storage)が有効だとXenのパフォーマンスが悪くなるため、TLSを無効化します(コマンド2参照)。 コマンド2:TLSの無効化
# mv /lib/tls /lib/tls.disabled
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| Xenのパッケージの入手 | ||||||||||
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今回インストールするXenのパッケージは、XenSource社のホームページ(http://www.xensource.com/)上から入手します。ダウンロードする際、簡単な入力フォームがあります。そこに入力したメールアドレス宛にダウンロード先URLが送られてきます。 ダウンロードしたtarパッケージを/tmpにコピーします(覚えられる場所ならば、/tmpでなくても結構です)。 |
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| Xenパッケージのインストール | ||||||||||
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XenのFedora Core 4用のパッケージはRPM形式で公開されています。Xenパッケージ「xen-3.0.0-7.1_fc4.i386.rpm」のインストールはrpmコマンドにて行います(コマンド3参照)。 コマンド3:Xenパッケージのインストール
# cd /tmp
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