ビジネスプロセスの操作・管理
ビジネスプロセスの操作・管理
ビジネスプロセスにおけるユーザインタラクション処理(例えば、注文データ確認や注文商品の在庫チェック)は、多くの場合Webブラウザを通して行 います。そのため、企業内のポータルにプロセス操作の画面を組み入れることにより、効率的なプロセスの運用/管理を実現することができます。プロセスを操 作するインターフェースの一覧を表3に示します。
| インターフェース | 説明 |
|---|---|
| HiPer WorkSpace | プロセスの操作や、AquaLogic BPM Studioのグローバルアクティビティの定義により、「HiPer WorkSpace のアプリケーション」「タイマー」「JMSイベント」「JMXイベント」の起動方法をサポート |
| Webサービス | WLSDを作成することにより、Javaクライアントや.NETアプリケーションからのプロセスの起動、操作が可能 |
| WAPI | カスタムのHTML画面からプロセスの操作が可能 |
| Java ポートレット |
JSR168ポートレットとして生成することで、HiPer WorkSpaceそのものをポータルに取り込んで使用することが可能 |
表3:プロセスを操作するインターフェース一覧
これ以外にも、BEAのポータル製品の1つである「AquaLogic User Interaction」と組み合わせて使用する「AquaLogic BPM Workspace Extensions」も提供しています。
AquaLogic BPM Workspace Extensionsの概要
AquaLogic BPM Workspace Extensionsは、AquaLogic User Interaction上でビジネスプロセスの操作や管理などの「HiPer WorkSpace」の各種機能を利用できる、AquaLogic User Interaction用のコンポーネントです。AquaLogic BPM Workspace Extensionsを利用したポータルのイメージを図6に示します。
この機能を利用することにより、プロセスの表示や操作、BAMデータの表示といったポートレットを簡単に作成し、すぐにポータル画面に利用すること が可能です。業務ポータルとビジネスプロセス管理がシームレスに連携することにより、業務効率を飛躍的に向上させることができるようになります。
