BEA AquaLogic BPM Suiteを使い倒す 5

ビジネスプロセスの操作・管理

ビジネスプロセスの操作・管理

ビジネスプロセスにおけるユーザインタラクション処理(例えば、注文データ確認や注文商品の在庫チェック)は、多くの場合Webブラウザを通して行 います。そのため、企業内のポータルにプロセス操作の画面を組み入れることにより、効率的なプロセスの運用/管理を実現することができます。プロセスを操 作するインターフェースの一覧を表3に示します。

インターフェース 説明
HiPer WorkSpace プロセスの操作や、AquaLogic BPM Studioのグローバルアクティビティの定義により、「HiPer WorkSpace のアプリケーション」「タイマー」「JMSイベント」「JMXイベント」の起動方法をサポート
Webサービス WLSDを作成することにより、Javaクライアントや.NETアプリケーションからのプロセスの起動、操作が可能
WAPI カスタムのHTML画面からプロセスの操作が可能
Java
ポートレット
JSR168ポートレットとして生成することで、HiPer WorkSpaceそのものをポータルに取り込んで使用することが可能

表3:プロセスを操作するインターフェース一覧


これ以外にも、BEAのポータル製品の1つである「AquaLogic User Interaction」と組み合わせて使用する「AquaLogic BPM Workspace Extensions」も提供しています。

AquaLogic BPM Workspace Extensionsの概要

AquaLogic BPM Workspace Extensionsは、AquaLogic User Interaction上でビジネスプロセスの操作や管理などの「HiPer WorkSpace」の各種機能を利用できる、AquaLogic User Interaction用のコンポーネントです。AquaLogic BPM Workspace Extensionsを利用したポータルのイメージを図6に示します。

AquaLogic BPM Workspace Extensionsを使用したポータル画面
図6:AquaLogic BPM Workspace Extensionsを使用したポータル画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


この機能を利用することにより、プロセスの表示や操作、BAMデータの表示といったポートレットを簡単に作成し、すぐにポータル画面に利用すること が可能です。業務ポータルとビジネスプロセス管理がシームレスに連携することにより、業務効率を飛躍的に向上させることができるようになります。

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