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通信パスの作成

通信パスの作成

   まずプライベートLANを使用した通信パスの作成方法を解説する。

   LifeKeeper GUI画面を起動し、「編集 → サーバ → 通信パスの作成」を実行し、ウィザードが起動したら、以下の項目について順に設定する。


1. ローカル・サーバ

   ローカル・サーバ名が表示されるので「次へ」ボタンを押す。今回は「TESTLK1」が表示された状態になっている。



ローカル・サーバ
図2:ローカル・サーバ

2. リモート・サーバ

   クラスタを構成する相手のサーバ名を入力する。ここでは「TESTLK2」を入力し「サーバの追加」を押す。その後、「TESTLK2」を選択し「次へ」ボタンを押す。



リモート・サーバ
図3:リモート・サーバ

3. デバイス・タイプ

   「TCP/IP」を選択し、「次へ」ボタンを押す。



デバイス・タイプ
図4:デバイス・タイプ

4. ハートビート間隔(秒単位)

   ハートビートを行う間隔である。今回はデフォルト値の「6秒」のまま「次へ」ボタンを押す。


ハートビート間隔(秒単位)
図5:ハートビート間隔(秒単位)

5. ハートビート最大欠落数

   ハートビートが失敗した場合に、何回目の失敗で障害と判断するかの設定である。今回はデフォルト値の「5」のまま「次へ」ボタンを押す(注1)。


ハートビート最大欠落数
図6:ハートビート最大欠落数

※注1: ハートビートの間隔と最大欠落数の設定はネットワーク状況によって異なるため、詳しくは「プランニングおよびインストールの手引き(http://www.10art-ni.co.jp/product/lifekeeper/windows/manual/LKInstall.pdf)」にある「サーバ通信のプランニング」を参照して設定を行っていただきたい。

6. ローカルIPアドレス

   IPアドレス「10.0.0.1」を選択し、「次へ」ボタンを押す。


ローカルIPアドレス
図7:ローカルIPアドレス

7. 優先順位

   通信パスは複数設定できるため、その中での優先度を設定する。優先度は1〜99までの値で設定し番号が小さいほど優先度が高くなっている。今回設定する通信パスは最も高い優先度に設定にするので「1」を設定し「次へ」ボタンを押す。


優先順位
図8:優先順位

8. リモートIPアドレス

   6.で選択したIPアドレスに対応したセカンダリサーバのIPアドレス「10.0.0.2」を選択し、「次へ」ボタンを押す。


リモートIPアドレス
図9:リモートIPアドレス

9. ポート番号

   通信パスに使用するポート番号を設定する。今回はデフォルト値の「1500」まま「作成」ボタンを押す。ポート番号はネットワークやファイアウォールの状況などによって変更することもある。


ポート番号
図10:ポート番号

   ここまでの設定でプライベートLANを使用した通信パスが作成できたので「次へ」ボタンを押す。

   次に2つ目の通信パスの作成をする。2つ目の通信パスはパブリックLANを使用する。作成方法はプライベートLANを使用した場合と同じなのでここでは省略する。

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