次に書き出されたXAMLコードをリスト3のように編集します。
リスト3: 編集されたXAMLコード(MainPage.xaml)
リスト2の(A)で定義したクラスを参照するために、名前空間を宣言します。ここでは、kyssという名前空間を定義しています。xmlns:kyss=””と入力すると、名前空間の候補が表示されますので、今回作成しているプロジェクト名の名前空間を選択します(1)(図7)。
次に、プロパティ要素内で、リスト2の(A)で定義したクラスを参照します(2)。要素内のItemsSourceプロパティのSourceでSource={StaticResource sexList}と記述して、参照させます。項目が選択された時に発生するSelectionChangedイベントにComboBox_SelectionChangedイベントハンドラを指定します(3)。
解説を前に戻します。プロパティで設定した、要素のCommandButtonsVisibilityプロパティに値(Add,Delete,Navigation)が設定されています(4)。
DataForm内にFieldを定義します(5)。プロパティ要素内に、、要素を記述し、その中に要素を記述します。Labelプロパティに項目名を指定します。子要素として要素を記述して、Textプロパティに「ID」、「氏名」、「年齢」、「住所」、「勤務先」の値をバインドします。Bindingモードに、TwoWayと指定します。TwoWayメンバは、バインディング・ソースかバインディング・ターゲットのどちらか一方のデータが変更されると、もう一方も自動的に更新されることを意味します。ここで指定した名称はVBコード内のクラスで定義したプロパティ名と同じである必要があります。Nameプロパティには任意の名称を付けておきます。このNameを参照して、VBコード内でデータの編集や追加処理を行っています。
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| 図7: 名前空間の一覧から選択する(クリックで拡大) |
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| 図8: クラスの一覧からsexListを選択する |