何を用意すればいいですか?

2010年10月25日(月)
田口 一博小木 ナツキ

WebPI

[田口]ここで、WebPIについて説明しましょう。WebPIは、マイクロソフトが提供しているWebサイトやWebアプリケーションの開発や展開に必要なアプリケーションを簡単にインストールことができるWindowsアプリケーションです。これまでの会話に出てきたように、依存関係を考えなくとも、必要なファイルの取得からインストールまで、自動的に行われます。本連載では、このWebPIを使った方が簡単な場面では、WebPIを使ってインストールを行っています。

画面1:WebPIの画面(クリックで拡大)

WebPIで簡単インストール

まずは、WebPIをインストールします。WebPIは、下記サイトからダウンロードしてインストールすることが可能です。

Webプラットフォーム インストーラー(WebPI) ダウンロードページ
http://www.microsoft.com/web/downloads/platform.aspx

画面2:WebPIのWebページ(クリックで拡大)

インストールが完了すると、WebPIが自動的に起動するので、各項目内の「カスタマイズ」をクリックし、パッケージ一覧の画面からインストールする製品を選択します。今回は下記の内容をインストールします。

インストールする機能

Webサーバー [アプリケーション開発] ASP.NET
[HTTP共通機能] 静的なコンテンツ
データベース [SQLサーバー] SQL Server Express 2008 R2
ツール [開発ツール] Visual Web Developer 2010 Express
  • [*1]※全てWebプラットフォームにあります(画像3、画像4、画像5)。

画面3:WebPI-Webサーバー画面(クリックで拡大)

画面4:WebPI-SQLサーバー画面(クリックで拡大)

画面5:WebPI-ツール画面(クリックで拡大)

インストールする機能にチェックをしたら[インストール]をクリックします。

ライセンス条項が表示されるので、インストールするアプリケーションのライセンス条項を読み、ライセンスに同意できたら[同意する]をクリックします(画面06)。

画面6:WebPI-ツール画面(クリックで拡大)

SQL Server Expressの認証モード選択とパスワードの入力画面が表示されます。認証モードを選択、パスワードを入力して、[続行]をクリックします。※今回は[混在モード認証]を選択しています(画面7)。

画面7:WebPI-ツール画面(クリックで拡大)

インストールが終わるまで、少しい時間がかかります。インストールが完了したら、インストールされた製品の一覧が表示されますので、[完了]をクリックして画面を閉じ、WebPIも[終了]をクリックして終了させます(画面8)。

画面8:WebPIでインストールされた製品一覧画面(クリックで拡大)
スカイコード株式会社

主にマイクロソフトの技術を中心としたプログラマ兼システム管理者兼コンサルタント兼雑務係として従事。Microsoft Azureで少しでもラクに楽しく生きていこうと企む毎日。基本怠け者。

株式会社タクシーサイト

タクシーサイト開発担当。業務システムの開発に4年間従事。PHP、Object Pascal、C#などでプログラムの基礎の基礎を学び、その後他業種へ転職。ブランク後現在の会社に入社し、クラウドを一から勉強中。

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