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VLANトランクの設定を理解する[VLANとVLANトランクの分析]

2015年2月9日(月)
内山 豊彦
この連載では、Cisco CCENT/CCNAの資格試験対策とするために、Cisco Press公式ガイドブックに掲載されている例題を抜粋し、その例題の解答について解説を行っています。今回は、VLANトランクの設定について分析し、どのような設定により、VLANトランクが有効になるかを説明します(VLANトランキングとは、複数のVLANからのトラフィックが1つのリンクを通過できるようにする手法です)。

■トランキング管理モードの設定

まずは、トランクポートが設定されたインタフェースを分析するための例題から見ていきましょう。
 
公式ガイドブック10章の問題8

※『シスコ技術者認定試験 公式ガイドブック Cisco CCENT/CCNA ICND1 100-101J』 p.266より抜粋。

 
この例題は、表示されたトランキング管理/動作モードの設定について正しく読み解けるかどうかを試すものです。「show interface gigabit0/1 switchport」の結果のうちの「Administrative Mode: trunk」から判断して、SW1のGi0/1インタフェースでは、トランキング管理モードとしてtrunkが設定されていることがわかります。
 
対向インタフェースのトランキング管理モード設定によっては、対向のインタフェースとのネゴシエーションが可能になり、接続する相手のポートの設定内容に合わせて、自インタフェースのポートをトランクポートやアクセスポートとして動作させることができるようになります。
 
トランキング管理モードとしてtrunkが指定されているポートが対向のインタフェースとネゴシエーションしてトランク接続できるようにするには、対向のインタフェースがtrunk、dynamic desirable、dynamic autoのいずれかになっている必要があります。
 
次の図は、802.1Qトランキングの設定内容を表示させた例です。

●switchport mode trunkで設定した場合:相手ポートがaccessモード以外であればトランク接続される(相手ポートがaccessモードのときは問題が発生)。

show mac-address-table dynamicコマンドの実行例
 

●switchport mode trunk dynamic desirableで設定した場合:相手ポートがaccessモードのときはアクセス接続される。それ以外はトランク接続となる。

show mac-address-tableコマンドの実行例
 
選択肢のaとbは、trunkではない可能性もあるため、間違いになります。また、trunkでなくてもネゴシエーションできるため、cも間違いです。したがって、選択肢のdが正解になります。
 

【参考文献】
「シスコ技術者認定試験 公式ガイドブック Cisco CCENT/CCNA ICND1 100-101J (Cisco Press)」 インプレスジャパン (発行年:2014/3/7)

【参考サイト】
「Cisco NetSpace」(http://www.netacad.com)(アクセス:2015/02)
「Catalyst 2960/2960-S スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド、Release 15.0(1)SE Cisco IOS」(アクセス:2015/02)

 
この記事で紹介した書籍
シスコ技術者認定試験 公式ガイドブック Cisco CCENT/CCNA ICND1 100-101J

Wendell Odom 著/株式会社クイープ 訳
価格:4,400円+税
発売日:2014年03月05日発売
ISBN:978-4-8443-3553-5
発行:インプレスジャパン

シスコ技術者認定試験 公式ガイドブック Cisco CCENT/CCNA ICND1 100-101J

本書は、シスコ技術者認定のうち、CCENT/CCNAの認定を目指す人のための公式ガイドブックです。2013年に改訂されたICND1の試験内容に対応しています。新ICND1は、旧ICND1からトピックの削除と追加が行われています。ICND1の合格により、CCENT認定を受ければ、CCNA認定への最初のステップをクリアしたことになります。本書を携えつつCiscoプロフェッショナル認定試験突破に向けて大きな一歩を踏み出しましょう。

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ECCコンピュータ専門学校専任教員、シスコ認定アカデミーインストラクタ。 2001年よりシスコネットワーキングアカデミーの授業を担当。 ネットワーク以外にもLinuxやWindowsサーバなどの授業や学内のサーバの構築・運用管理を行なう。 また、Webサイトの構築のためのスクリプト言語(PHPなど)も担当。ネットワークやサーバだけでなくWebサイトの構築も行なう

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