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  ReadWrite Japan

TBSのAmerica's Greatest MakersにIoT発明家たちが出場する

2016年4月13日(水)
ReadWrite Japan

エミリー賞受賞者で、Shark TankやSurvivorなどの手掛けるTV界の大物、Mark Burnett
がIntelやTBSケーブルネットワークと手を組み、IoT発明家たちが真っ向勝負をする新
番組、America's Greatest Makersを立ち上げた。

審査員にはエミリー賞にノミネートされた女優で神経科学の博士号を持ち、ヒットをとば
したThe Big Bang Theoryにも出演した事があるMayim Bialik、スポーツ界のレジェンド
Shaquille O'NealとKenny Smith、の他、Arduinoの設立者にしてCEOであるMassimo
Banziが名を連ねている。番組は今夜9時からTBSで放送される。

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IoT発明家たちのモノづくりがメインストリームに

この手のコンペ番組としては初となるAmerica's Greatest Makersは、米国内のウェアラ
ブル/スマートデバイスメーカー24チーム同士が1-1で、賞金100万ドルをめぐって世の中
を変えるテクノロジーの発明対決を行う番組だ。

我々ReadWriteにとってもこれは大きな意味を持つ日でもある。というのも参加するチー
ムのうちの2つ、GrushとZackeesはWearable IoT Worldが2014年冬に開催した第一回
のクラスの卒業生だからだ。というわけで彼らの頑張りをみるために最前列の席を手に入
れた。

「America's Greatest Makersがゴールデンタイムに放送される事は、製作者たちの動向に
大きな影響を与える事でしょう。これはもう趣味とかではなく世界レベルでの話です」と、
Wearable IoT Worldの共同設立者/チーフラボオフィサーのKyle Ellicottは語る。

またこういった番組はIntelなどの大企業がIoTのポテンシャルを計るためだけでなく、「国
内の普通の人々ももっと観たいと思うものだ」と彼は付け加える。

Zackeesはサイクリスト向けの方向指示グローブの他に別のウェアラブルを企画している。
Grushは子供向けのインタラクティブな歯ブラシを製作する。

「GrushとZackeesが番組向けにこの様なものを作るのを非常に誇りに思います。彼らが
どうやって進歩し、この2年で劇的に成長したのかを見る事が楽しみです。彼らにはステ
ージに上がる資格がある」と彼は語った。

コンペの進行について

最初の2回では、各チームがIntel CEO Brian Krzanich、ビジネス投資専門家のCarol Roth、
コメディアン・起業家でtruTVのHack My Lifeのホストを務めるKevin Perieraのほか、
一名の有名人から構成されるジャッジパネルに、早い者勝ちでプロダクトをもっていかな
ければならない。

その後、15チームが次の段階に進む。そして5週間後に彼らは3つにグループ分けされ、
最終ラウンドへの切符と賞金の望みをかけての真っ向勝負を挑む。

最終の5組が決定すると、彼らのプロダクトは最終ステージで生き残りをかけて争い、勝
者は100万ドルの賞金と、「America's Greatest Makers」の称号を手にすることが出来る。

「15歳から59歳と、参加者は非常に幅広く、そのアイデアは各チーム同様とてもユニーク
なものです。ここから次の大きなウェアラブルやスマートデバイス技術が出てくることを
楽しみにしてますし、参加者たちは自分のプロダクトをもって審査員を納得させる必要が
あります。このコンペは将来の開発者となる人たちをインスパイアするものになります」
と彼は言う。

Grush、Zackees、頑張ってくれ!

ReadWrite Japan
[原文]

※本ニュース記事はReadWrite Japanから提供を受けて配信しています。
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