|
||||||||||||||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 次のページ | ||||||||||||||||||||||||
| オープンソースのライセンスって、どんなのがあるの? | ||||||||||||||||||||||||
|
もとのぶ先生 で、金子さんはそのままなんですか? 青井部長・森君 壊れた器のようです。 もとのぶ先生 せっかく「すとーるまんさま」が活躍するネタなのに。まぁ、仕方ないんで、わたしから説明しましょう。 このソフトウェアのライセンスはGPLって言うんだけど、さすがにGPLは聞いたことあるよね? もとのぶ先生 ええと、GPL(http://www.gnu.org/licenses/gpl.html)の正式名称は「GNU General Public License」で、GPLというのはGeneral Public License部分からとった略称なんだ。日本語では「GNU一般公有利用許諾契約」と訳されることが多い。 もちろん、GPL以外のライセンスもあるよ。代表的なものを書いてみようか。 ソースが公開されていて、再利用可能なところは大体共通しているけど、細かいところは違うよね。 森君 ふーん、いろいろあるんですねぇ。 森君 ふむふむ。 あれ、このBSDライセンスって、他人に渡すときにソースを開示しなくてもいいし、そのまま製品に組み込んで売ってもいいって、すごい便利なライセンスに見えるんですけど。 もとのぶ先生 そうだね。BSDライセンスのソースを再利用した製品を売っても、そのソースコードを開示する義務がないから製品に組み込まれていることも多い。 若宮さん 昔のBSDライセンスには最初の開発者に対する「謝辞」を載せないとだめっていう「宣伝条項」っていうのがありましたねぇ。いろんなフリーソフトを集めたようなソフトだと、いろんな人に対する謝辞を列挙する必要があって、それだけでドキュメント1ページ埋めつくしたりとか。いまのBSDライセンスではなくなりましたねど。 もとのぶ先生 そうでしたねぇ。「宣伝条項」はGPLと相容れないので、古いBSDライセンスのソフトとGPLのソフトを組み合わせて使えなくて困ったこともありましたよね。 森君 そういうこともあるんですか。結構複雑なんですね。 もとのぶ先生 うん。いろんなライセンスのOSSを組み合わせて使おうとするときは、互いのライセンスが矛盾してないか確認する必要があるね。今のBSDライセンスとGPLの問題はホームページ(http://www.gnu.org/philosophy/bsd.ja.html)にも載ってるよ。 森君 はい。後で見ておきます。
本記事はフィクションであり、実在の人物には一切関係ありません。
|
||||||||||||||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 次のページ |
||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||


