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| MOYAによる分析の流れ | ||||||||||||
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「第2回:MOYAで行う分析領域定義」で説明した分析領域定義と「第3回:MOYAで行うステークホルダ分析」で説明したステークホルダ分析、さらに「第4回:ゴールモデルでゴールを可視化」で説明した課題分析の関係について、まず説明します(図1)。 図1の青い矢印によって示されたタスクによって、利害関係者それぞれの問題状況に共通して横たわる価値観/想いをみつけだし、そこに成立する「プロジェクトの目的」を共有することになります。しかし実際にはこれらのタスクが直線的に行われることはなく、またそれぞれのタスクが1度だけ実施されただけで終わることもありません。 このタスクは以下の表2のような形でサイクリックに何度も何度も行われます。
表2:タスクの繰り返し そうして少しずつ正しい方向に進んでいき、利害関係者の間で以下のような状況が生みだされ、プロジェクトの目的が共有できたとき、ようやく次のタスクに移る事ができます(表3)。
表3:次のタスクへ移る瞬間 次のタスクとは「第4回:ゴールモデルでゴールを可視化」で説明したゴール分析です。 ここでは前タスクの成果を以下のような形で利用しながら、顧客を含めた利害関係者とともに徹底的にワークショップ形式を行い、ゴールモデルを組み立てて要求を構造化していきます(表4)。
表4:ゴールモデルの組み立てと構造化 当然、1回のゴールモデルで利害関係者の間で腑に落ちない場合もあるでしょう。またゴールモデル全体に違和感がでてしまうような場合もあると思います。その場合には図1のオレンジの矢印のように、ゴールモデルを再構築することになります。 |
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