第8回:「KitASP Service Delivery Network」 (3/3)

どこで使える、そのSaaS?
どこで使える、そのSaaS?

第8回:「KitASP Service Delivery Network」

編者:シンクイット編集部
協力:きっとエイエスピー   2007/10/26
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アプリケーションを変更せずにSaaS化を実現

   KSDNを利用することで、もともとSaaSに向けて開発したアプリケーション以外でも、SaaSとして提供することが可能である。

   既存のパッケージソフトはもちろん、企業が独自に開発したアプリケーションについても、手を加えることなく短期間でサービスの提供を開始できる。これはユーザ側にとってもメリットであり、これまで利用していたパッケージアプリケーションやそのデータを変更することなく、SaaSサービスへ移行できる(図2)。
KSDNのサービス提供形態の模式図
図2:KSDNのサービス提供形態の模式図
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   またKSDNによって1つのSaaS環境化で統合化されることによって、シングルサインオンによる簡単かつ安全なユーザ管理も行えるようになる。

   またソフトウェア配信管理機能として、以下の2つの方式を用意する。

ホスティング方式
サーバ側実行
ストリーミング方式
クライアント側実行

表5:ソフトウェア配信の方式

   これらに加え、セキュリティ/利用ネットワーク通信速度/オンラインおよびオフライン利用/ユーザライセンス内容など、ユーザが持つさまざまなニーズや利用環境に合わせた運用方式を柔軟に選択できる。

   KSDNのデータ統合サービスでは、異なるアプリケーション間のデータ変換もSaaSのサービスとして活用可能となり、統合された情報インフラを利用できるようになる。

株式会社きっとエイエスピー
営業本部広報担当
TEL:03-3350-9300
FAX:03-3356-4450
e-mail:emiko.koga@kitasp.com

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INDEX
第8回:「KitASP Service Delivery Network」
  SaaS統合基盤「KitASP Service Delivery Network」
  「KitASP Service Delivery Network」の特徴的な機能
アプリケーションを変更せずにSaaS化を実現
どこで使える、そのSaaS?
第1回 グループウェア「サイボウズ Office」をSaaSで使う
第2回 多数のアプリケーションを無償で提供「ネクストワイズ」
第3回 カスタマイズやアプリケーション構築が可能な「Salesforce」
第4回 小さくはじめて大きく育てる「SugarASP」
第5回 Human Resource Management SaaS「Lacrasio」
第6回 プラットフォーム上でアプリケーションを提供「Bizca」
第7回 SNSを中核としたWebツール「Social Tool Mart」
第8回 「KitASP Service Delivery Network」
第9回 採用前から採用後までをつなげる「採用奉行」

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