Linux kernelのパケットソケットに脆弱性、特権不正奪取の恐れ
2016年12月8日(木)
Linuxカーネルのパケットソケット(af_packet)に脆弱性が発見された。CVE-2016-8655に指摘されている。重要度はImportant。パケットソケットはカーネルの持つパケットの情報を書き換えて送信する仕組み。本来はroot権限が必要だが、今回の脆弱性によって、一般ユーザがこの仕組みを悪用することができてしまい、特権で任意のコードを実行される危険がある。
Linuxユーザは各ベンダーから提供されるアップデートを速やかに適用することが強く推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
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Canonicalによる注意喚起
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